昔、大手サラ金で起きた事象 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

カリスマ経営者が指揮する会社は、儲かっているときは勢いがとまりません。

1)役員はランチで外出しません。

この会社の役員は、常時臨戦体制です。食事は外食しないそうです。出前の弁当を食べます。役員の意思決定が必要なとき、離席中では役にたちません。戻ってきてから判断するのでは今必要な意思決定ができません。儲かる商機をのがしてしまいますから。

2)稟議はすべてA稟議(社長決裁)です。

社長には休憩時間はないでしょう。会社の命運を左右する意思決定を迅速に行なうため、経営幹部を臨戦体制に置きます。

3)抜き打ち検査

部下の持ち物、携帯などすべて抜き打ち検査を行い、行動を記録します。恐怖政治により、求心力と指導力を維持します。「1984」の“BIG BROTHER IS WATCHING YOU”の世界です。従業員はオフィスに設置されたモニター画面を意識して、仕事をしていない時でも勤務時間中は手足を動かし、仕事中のふりをします。

事業がうまくまわっている間は、理想的に機能します。ひとたび歯車が狂いだすと、つるべ落としに社業はとん挫し、経営者はカリスマ性を失い、市場から退場となります。

(昔、大手サラ金で見た事象です)