中国製の卒塔婆・絵馬・お札 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

国内企業のシステム開発案件を受注し、中国大陸で日本語を理解する現地のSEに下流の工程を発注して低コストで納品するビジネスモデルがありました。

私の会社は、大連を選びました。彼の地は、対ロシアの戦いに日本が味方したという実績があり旧満州国の建物が現存し活用されています。3回ほど大連のソフトウェア会社を訪問し、大夜会も楽しみました。

3つの会社と業務提携しました。1社は、システム開発ともう一つのドル箱事業を運営していました。日本のお寺さん向けに卒塔婆を、お宮さん向けに絵馬やお札を輸出していました。ロシアから良質の白木を運び込み、低コストで日本向けに製造していました。卒塔婆の文字もプリントしていました。(プリント技術はシステム開発部門を使えます)

お寺さんやお宮さんは、安価な部品というか完成品を輸入し、それに僧侶や神官が魂を入れて、付加価値をつけます。最終流通価格は時価で、原価と売価の差額は水商売なみ、しかも無税。

大連の会社のCEOから聞きました。SEの人件費は年々上昇し機材も高額なのに比べて、卒塔婆や絵馬、お札の製造工程は、安価な人件費・昔ながらの作業環境(農村のトイレなど)で十分成り立つので、儲かっているそうです。ソフトウェア事業は、会社のイメージ向上に貢献し、卒塔婆作りは利益に貢献しているとのことでした。