目標とする人がめっきり少なくなりました | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

若い頃は、去りゆく人がたくさんいました。
自分が追いかけている人数が、眼の前から消えていく人数に正比例していました。

目標とする人、見習いたい人、生き方に憧れを感じた人、眩しい先輩がたくさんいました。追いかけると相手はさらに先に行き離されていきます、自分の気持ちと相手との距離は半比例していました。それでも、毎日新しい出会いがあり、古来(ふるき)より新来(あらき)の数がまさり
ました。

昨今は、事情が様変わりしています。
追いかける人、目標とする人がめっきり少なくなりました。
ましてや、この人についていきたいなどと思う人はめったに現れなくなりました。

リスク優先を心がけると、違和感を覚える人には近づかない、付き合うと時間とカネを失うだけと失望しかねない人は相手にしないということになります。