黒の次は白、右の次は左、上がったら下がる | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

米国大統領選挙が近づいてきました。

4年前は黒人か女性かの2者択一、今回は黒人かモルモン教徒かの選択となります。

米国は清教徒と呼ばれたプロテスタントが作り上げた国ですが、現在連邦裁判所のトップ9人のうち6人カソリック、3人がユダヤ教徒でプロテスタントはいません。


もしかしたら共和党候補が次期大統領になるかもしれませんが、この人はモルモン教徒です。

モルモン教は元祖本家基督教から異端視されていますが、米国の大統領選挙ではそれがどうしたという流れです。


日本人は無宗教が多く、米国は無宗派が増えているといいます。

無宗派は神の存在は信じるが特定の宗派に属さない人をいいます。それなら、日本人の無宗派の比率のほうが圧倒的に多いでしょう。


元旦に太陽を拝み、初詣に神社に参拝し、春秋の彼岸には墓参りをし、夏はお盆休みをとり故郷にもどり先祖の供養をします。こういう年中行事は無宗教の人には無縁です。


三島由紀夫の残した言葉であったかどうか忘れましたが、振り子が右にふれたら次は左に振れるのが正常だというようなことを聞いた覚えがあります。


黒の次は白、右の次は左、上がったら下がる、こういう動きがいつの世も起こるのですが、現在が振り切った状態かどうかは反転するまでわかりません。予想ははずれますので、結果で動いたほうが間違いありません。