そろそろインフルが話題になる季節になりました | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

ようやく、猛暑の夏が終わり、衣替え。これから秋雨、そして木枯らしの師走を迎えます。3連休初日の土曜の昼下がり、長野出張でお約束の、軽井沢アウトレットに立ち寄りました。だいぶ秋らしくなってきましたが、今の時期は売り物がなさそうです。思わず衝動買いしそうになる商品には、幸いにも出会うことがありませんでした。


いつもとおり、本当に高そうなペット犬を連れたセレブの奥様たちが往時の銀ブラのように軽井沢の繁華街を歩いています。この光景を見るたびに思い出します。


2009年に米獣医師会(AVMA)は、アイオワ州でペットとして飼われている13歳の猫が新型インフルエンザ(H1N1型)に感染していることを確認したと発表したことがあります。


同ウイルスの猫への感染が確認されたのはこれが初めてといいます。世界で始めては、これが始まりということです。今年は、人から座敷犬への世界初の感染があってもおかしくありません。犬は毎日、飼い主が散歩に街へ連れ出します。感染した犬がマーキングすると、それに触れた犬がさらに感染します。ペット好きの通行人は、ペットに触れてしまいます。犬は、人にじゃれつき、なめたりします。その犬が感染していたら、唾液から感染する恐れがあります。こうして最悪のフェーズに進み、人からペット、そのペットから人へと感染の連鎖が拡大していきます。


人も犬も同じ動物です。トリ・ブタから人へ、人からペット犬猫へ、ペットから人へのスパイラルを否定できません。

イヌインフルが発生すると、ペットショップとペット用食品業界などは減収減益がうわさされ、イヌ猫病院は特需になることでしょう。そろそろインフルが話題になる季節になりました。トリインフルからブタインフル、今年はペットインフルが気になります。