選手のすばらしいプレー | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

世界卓球2012ドルトムント大会開催中で、選手のすばらしいプレーがテレビ放映されています。


横浜で港南区の市民卓球大会に参加していた頃の話ですが、テレビでメジャーな卓球のゲームを見てからでかけると、初戦は順調に試合が展開しました。一流の強いプレーヤーのゲーム展開やフットワークのイメージが記憶に残っているうちは、自分のゲームも優勢に進みます。苗場でも、スキーのビデオを見てから、ゲレンデに降りると板がうまくそろい、きれいなシュプールを描いてダウンヒルができました。


卓球とスキーの経験値からゴルフのビデオを買ったことがあります。有名インストラクターの動画と音楽を繰り返し視聴し、最高のショットのイメージを脳に焼き付けることで上達がはかれると宣伝コピーにありました。ところが、卓球でもスキーでも経験した一時的な上達が、ゴルフでは実現できませんでした。


イメージトレーニングの修行不足ということでしょうが、ティーグラウンドに立ち、きれいなフェアウェイを目にすると、ビデオのイメージは吹っ飛んでしまい、いつものスライスやミスショットでその日のラウンドが始まります。ゴルフはむずかしいです。


きれいにティーショットを打ち続けるプロがうらやましく思いましたが、100を切る前にゴルフをやめました。ゴルフがビジネスの足しにならなくなったからです。麻雀と同じで長時間かけて付き合い、案件獲得を狙う営業手法は、昨今通用しなくなりました。プロセスではなく目に見える結果で評価する企業が増えたからと推定します。