やりたくないことを一掃すると、後にはやりたいことが残ります | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

工務店の社長がある日、社員にやりたくないことを聞きました。社員は、「頭を下げる営業がしたくない」「売り込みをしたくない」といいました。そこで社長は、売り込みをしなくてよいと言いました。「それでは売上がなくなります」という社員に、社長は「オンリーワンの会社になればいい。売ってくれとお客さまが頼みにくるシステムをつくればいい」と宣言し、2年後には地域ナンバーワンの会社になりました。

やりたくないことを続けるのは、心身に良くないことです。まずやりたくないことをリストアップします。やりたくないことの周辺には付き合いたくない会社や人がいます。そういうマイナスイメージの部分は、自分に幸運をもたらすことはありません。


やりたくないことを一掃すると、後にはやりたいことが残ります

嫌いな会社やお客と取引しないのですから、目の前の付き合いたい会社や相手とは心をこめて仕事をしてしまいます。成功しないわけがありません。