NO.1の会社のセールスマン | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

サニーとカローラがしのぎを削っている頃、当時マーケットシェア2位の会社のセールスマンは自社の「技術の優位性」を前面にだし、「営業力」と「車内装飾(ギミック)」面ではNO.1に負けているといっていました。業界NO.1の座を維持するには、営業力や商品開発力や資金力が競合他社より勝っていなければなりません。


NO.2はこれが足りないのでNO.1になれないわけです。知名度・販売網が弱いが、会社の技術力や製品の性能では負けていないといっても消費者の気持ちをつかむことは困難です。


さらには、NO.1の会社のセールスマンはここがちがいました。

ライバルメーカーの車で乗り付けてくるお客様や取引先を歓迎しました。

次回乗換のときは自社に変えてもらえるからです。当然マーケットシェアが高まります。