高級フランス料理レストランのウェイターは、新宿歌舞伎町ホストの元祖かもしれません。
常連客にかわいがられるウェイターは、プライベートの場に呼ばれるようになります。
やがて常連客と同じモノを身につけ始めます。デュポンのライター、ロレックス、金縁かプラチナのフレームの眼鏡、イタリア製の靴など、ウェイター業務で身につける私物が高級品になっていきます。もちろん、ホテルマンは、指輪・ネックレス・イアリング・アンクレット着用はご法度です。
ベテランのウェイターは、お客さまからいただく金品が、給料を上回ります。チップも高額になり、通勤にタクシーを使っても、給料はそのまま残るくらいです。
シェフと似ているところがあります。
おいしい料理は痩せた貧弱な体格のシェフに作ってほしくはありません。
同様に貧相なウェイターには、食べる楽しみをサービスすることはできないでしょう。
高額な料理には、カネをかけたウェイターのサービス料が含まれているからです。