社員食堂は会社の特徴が表現されています | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

企業風土や業界のお約束などによって、社員食堂は会社の特徴が表現されています。

1)ITバブル期の社員食堂
インターネット検索大手で儲かっている米国系の会社は、バイキングスタイルの昼食
を社員に無料提供しています。昼食代を会社が負担するか、社員の給料に含めるかの
違いですが、この会社は、夜食も、自販機の飲料も無料となっています。飲食代を全
額会社が負担することで、優秀な技術者が集まってくるそうです。また、仲間と楽し
く食事をするなかで、斬新な企画(儲かるアイデア)が生まれることを期待していま
す。儲かっている会社は、社員の創造性を損なうようなコストカットをする必要があ
りません。経費節減で利益を出すのではなく、利益がでる事業を仕掛けることをねら
っています。

2)百貨店の社員食堂
女性が多い職場なので、食が重要です。社員食堂の内容が従業員の勤労意欲に影響を
与えるようです。それ以上のことは、わかりません。

3)都市ホテルの社員食堂
フロント、接客、経理、調理、営業などすべての従業員が同じ社員食堂で食事をしま
す。フランス料理のコックも和食の板前もウェイターも同じメニューです。不思議な
のは、ホテルのレストランとは違い、おいしくないことです。料理長などえらい人は
、その日の食材の鮮度のチェック、味見などの目的で、職場で食事をしていますが、
修行中の人は「まかない」という社員食堂に行きます。食材は、営業用とは別ルート
です。社員食堂の運営をアウトソーシングしている事業所が多いとおもいます。


4)オーナー会社の本社の社員食堂
オーナーは、会社のものは自分のものと思っています。社員食堂で食事をすることは
当然のことです。会食の予定がないときは、ふらっと、社員食堂で女子社員と並んで
食事をすることもあります。男性社員は、呼ばれるまで、まわりのテーブルで待機し
ます。
オーナーがいつ来てもおかしくない社員食堂です。オーナーは先代に厳しく躾けられ
たので、粗食です。社員食堂のメニューはオーナーの嗜好にピッタリですから、社員
は毎回、完食します。