イタリアの社会学者でミラノ近代語大学の学長フランチェスコ・アルベローニ氏の金言:
悪に対する私たちの見方には、間違ったところがある。
悪はきわめて異常な、困難なものと考えがちだ。
ところが悪とは。容易いことこの上ない。
私たちはよく、あの人はなぜ嘘をついたのか、裏切ったのか、だましたのか、殺したのかと、首をかしげることがある。
その答えは、ぞっとするかもしれないが、それがその人にとって、もっとも簡単、容易で便利な解決法だったからである。
悪とはずる賢く頭を使ってこそできるむずかしいものだと、そう考えやすい。
しかし実際にはケチな怠け心が生んだ衝動的なものである。