マイカーからマイカンパニーへ | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

公共の交通網が整備された都市では、マイカーよりマイカンパニーを所有する方が、維持費を考慮しても、お得な選択になる時代がやってくるかもしれません。今では資本金1円で株式会社を設立できますから。

1)予感
個人事業が法人事業となり、歌舞伎町で呼ばれる社長より、銀行の窓口で呼ばれる社長の数のほうが多くなります。今まで、サラリーマンは個人として企業と雇用契約を結んできましたが、これからは、勤め先の会社とそれぞれの役務の提供に関して、個人としてではなく法人として契約することが可能にな
ります。企業と個人が得意分野または必要な部分で共同作業を展開していくという図式が想定されます。

会社が事業計画を作成し、事業計画達成に必要な各種役務に対して、マイクロカンパニーのオーナー経営者(今までのサラリーマン)は、見積書を提出します。自分の得意分野のサービス(役務)の価値を自分が設定して売り込みます。責任とともに、サービスの質とスピードで売上額(給料)と入金日が左右されますから、迅速な相手先の検収獲得をめざして、がんばります。

2)勤め人のストレスの解消
社内の人間関係、転勤、格下の上司、左遷や降格、適材適所・成果主義という名目で行われる不公平な人事、意気地のない上司の尻拭いなどから解放されます。マイクロカンパニーのオーナーは、契約したサービスの提供に関して最も良い成果が出るように働くことが最優先のミッションなのですから。

3)新たなプレッシャー
ストレスというより、成果に対するプレッシャーが発生します。与えられた立場に甘んじている勤め人は、管理職の理不尽な言動にがまんして対価を得ます。

しかし、法人格で会社と契約したマイクロカンパニーのエグゼクティブは、結果を出すことを最優先しますから、金にならない人間関係のトラブルを避けつつ、情状酌量という甘えとは無縁のプロの仕事人として、成果報酬をいただきます。