社長の座がまわってくることは100%ないので安心して仕事をしている | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

飲料メーカーのオーナー社長の講演を聞く機会がありました。同族企業で、創業者一族の出身です。たまたま、この方の妹さんと大学が同期であったこともあり、興味をもってお話をうかがいました。


冒頭、彼は「こういう講演会でスピーチをするようになると会社は危ない」と受けを狙ったようですが、講演のはじめの10分で「この会社は危ない」と感じました。


95%の株をファミリーが所有する非上場大企業です。役員や幹部社員は、自分に社長の座がまわってくることは100%ないので安心して仕事をしているといっていました。


世襲制の経営で終身雇用に固執しています。どうも、この経営者は実業に携わっていないような気がしました。講演会に登場することにより経営者のパーソナリティや資質が明るみにでてしまいます。その意味で、「こういう講演会でスピーチをするようになると会社は危ない」という指摘は正しいと納得しました。