絶対付き合ってはいけない輩の存在を、時々思い出します。
格下のSE小僧たちになめられたり、世間の常識が通じなかったり、こいつ等のためにさんざん迷惑を被ったのですが、「このへんでかんべんしてやる」ことにしました。
この会社は、高度情報処理技術者集団として創立、情報処理技術者が経営していたのですが、創業者の死去により流れが変わってしまい、いまでは、株屋さんが経営権を握っています。
その株屋さん経営陣は、自分たちが経営する会社の従業員が得意とする情報処理ではなく、株屋さんの得意分野である金融・不動産を事業の柱に加えて、会社を破綻するかもしれない危機に追い込みました。
株価は10分の1、20分の1に暴落しました。
当時、持ち株会を退会し、暴落する前の価格で売り抜けたので、「このへんでかんべんしてやろう」という寛大な気分になりました。
水戸のご隠居が「もういいでしょう」といいそうな場面です。