18年前の4月2日 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

ロンドンからヒースロー空港に向かう、ブラックキャブのドライバーから聞いた話。

「英国の不景気は深刻。道路には通行人がいない、商店には買い物客が少ない。サラリーマンは、月給はもらえるがオフィスにいっても仕事がない。タクシーも、日本人がいる地区をテリトリーにしている運転手には仕事があるが、それ以外の地区ではタクシーを利用するお客がいない。S石油が3000人のレイオフをした。今年になって15000社が倒産した。労働党か保守党のどちらが政権をとるかわからないので、企業はどういう風にしていくか、方針を決めかねている。したがって投資がおこなわれない。つまり仕事がない。」

翌日のパリ。
シャンゼリゼの店は買い物客であふれていました。世界中からお金をもっている人がパリに集まり、買い物をしていました。