保守・反動的な社風 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

この会社は、親会社からまわってくる仕事をこなすだけで、社員の技術レベル向上と利益蓄積をしてきた会社です。営業力強化やブランドイメージ構築に関する意識が希薄です。

親会社が受注した「企業の情報システムの開発や保守という仕事」を請け負うのが本業ですから、品質と納期が重要課題で、これに問題がなければ、顧客満足度があがり、人さえいれば売上と利益がついてきます。右肩上がりのITバブルの際には、ストックオプションや上場が社員の鼻先に人参のようにぶら下がっていました。

ITによる企業革新をしないと生き残れないという念仏を唱えて、「ホワイトカラーの生産性向上」「コスト削減」などを狙った情報システム再構築の仕事をもらってくるのですが、どうも、社員(高度情報処理技術者)が保守・反動的です。

創業15年の会社ですから大卒入社の最年長組はマックス37歳です。若い社員が唱える念仏と、彼らの言動が乖離しています。全員とはいいませんが、25%は確実に存在します。(アンケート結果による評価)

たかだか社歴数年の若い社員が、社風とか社内の前例を重視する傾向が見られるのです。仕事は最先端のIT分野なのですが、それをこなす日常の作業環境が、無菌室のような温室で身の危険を感じないところなので、従業員が守りの姿勢になるのは仕方のないことかも知れません。