【開催データ】
2026年2月6日(金)19:00
日産スタジアム
30,529人/晴/10.2℃
【J1百年構想リーグ】
欧州主要リーグに合わせるため、2026年の秋→春シーズンへの移行までの期間に開催される特別大会「J1百年構想リーグ」が開幕しました。この大会では「リーグ優勝時にはACLE26/27出場権の獲得」「東西に分けた地域リーグ戦、プレーオフによる最終順位決定戦」「PK戦による完全決着方式の採用」「勝ち点1ごと/最終順位ごとへの賞金・特別助成金・分配金の獲得」といったルールで開催されます。
昨年のブログは色々あって途中で更新が止まってしまいましたが、今年もできる限り、感じたことを思いのままに考察していきたいと思います。このブログは一個人としての意見ですが、時には厳しいことも指摘することがあり、不快に感じた方には申し訳ないです。ただ、強調しておきたいことは、あくまでもマリノスが良くなる願いを込めてブログを書いているということにご理解いただけると幸いです。
【考察】
それでは開幕戦の考察にいきたいと思います。まず、ホーム開幕戦を現地観戦した感想を一言で総括するならば、「今日の試合は悪かった」ですね。
個人的に一番ダメだと感じたことは「ゲームへの入り方」です。
昨シーズン、このブログで何度も指摘しましたが、まず戦術云々ではなく、戦う「気持ち」が入ってなければ話にならないのです。今日残念だったことは、それが感じられなかったことに尽きます。
特に前半は「ホーム開幕戦に絶対勝つ」「球際で絶対に負けない」という気持ちが感じられませんでした。前半で3点取られたこともあり、後半は開き直って気持ちを感じさせるプレーは見えましたが、J1クラブを相手にこのようなゲームの入り方をしてしまっては勝つのは困難です。
特に失点シーンは顕著でした。
1点目はパスミスを突かれ、エリキ選手に持ち込まれて失点しましたが、トランジションで後手を踏み、ズルズル下がってシュートコースを作らせてしまったことは良くなかったです。最後の場面てジェイソン選手はシュートコースを切る対応が必要なのに、あっさり抜かれてしまい、角田選手のスライディングも間に合いませんでした。
また、2失点目も言うまでもなく「やってはいけない致命的なミス」でした。気持ちが入っていれば、あんなプレーを選択するはずがありません。本人が一番痛感していることとは思いますが、プロとしての「危機管理能力の無さ」と「ゲームに入りきれていない」ことによる、Jリーグレベルでは決して許容できないシーンでした。単純にあのシーンだけ見ても、相手の方が気持ちが入っていましたし、最後まで諦めずに追っているからこそゴールは生まれたと思いますし、決して「ごっつぁんゴール」なんかではないのです。
3失点目は不用意なファールを与えてしまっことが全てです。FKシーンだけを観れば、GK木村選手が蹴る直前にクロスを予測して動いてしまい、相馬選手に裏をかかれ、いわば駆引きに負ける形になってしまいました。一瞬で見抜いた相馬選手葉お見後でした。
木村選手はこれを糧に成長してくれればOKです。
近年、セットプレーの重要度は注目されています。世界を見渡してもセットプレーに専用コーチを招へいするクラブも出てくるぐらい綿密に研究しているのがスタンダードになっているのです。
これからは今まで以上にJリーグクラブもセットプレーに力を入れて取り組んでくるでしょうから、極力不用意なファールは避けなければいけません。
戦術的には時間をかけずにロングボールとショートパスを使い分けて、「前に早く」という意図は感じましたが、現状ではこのやり方をチームに浸透させ「スタイルを確立」する所まで持っていくのはは厳しいミッションだと思いました。
特に前半「選手の距離間が遠い」「パスコースの選択肢が少ない」「常に同じパススピード(スイッチが入らない)」ことで相手のプレスにハマりやすく、昨年の開幕戦と同じような展開に陥っていました。ただし、相手DFの裏を狙うロングボールとショートパスをミックスさせて、何とか前線にボールを運ぼうとする意図は何とか感じられました。
今日の課題としては、もっと勇気を持って果敢に挑む姿勢が必要だと思いました。特に攻撃時は勇気を持って、相手のライン間に積極的に縦パスを入れるべきです。時より遠野選手に縦パスが入ったときは味方同士の距離間が近く、チャンスの気配もしたのに、ボールを失うリスクを恐れてか、ほとんど遠野選手を効果的に使えていなかったことは課題です。また、前線にパスが来ないので、遠野選手がボランチまで降りてきて受けようとするシーンがありましたが、その位置まで下がって受けても、相手の脅威になりません。
また、遠野選手のポジションが下がることで、谷村選手も孤立してしまい、ほとんどボールが収まらず、消えてしまう時間帯が多かったと思います。
また、SNS等でも多くの方が指摘している通り「左サイドが機能しなかった」点は私も感じました。左WGの宮市選手はスピードが武器なのに、その武器を活かすシーンがほとんど作れていませんでした。ロングボールで相手の裏を狙うだけでは対策されてしまうため、もっと味方選手との連携プレー(ワンツー、スクリーンプレー等)の選択肢を持ってほしいです。
また、個人的に感じたことは前半の開始から、宮市選手はもっとアグレッシブに「縦に仕掛けるプレー」をして欲しかったです。相手DFに縦を読まれてたとしても、それでもまずはアグレッシブに縦に仕掛けて、仕掛けて、「縦を意識させる」ことが重要で、それがないと、カットインからのシュートやクロスが活きません。
また、後半22分にジョルディ選手が2-3となるゴールを決めた後に、チームは押せ押せムードになっていたにも関わらず、後半30分に喜田選手を投入した采配には甚だ疑問が残ります。喜田選手を批判しているわけではなく、あの状況を考えたときに、マリノスは3点目を奪いに行くべきでした。しかし、守備的な選手の投入によって、ある意味「チームが落ち着いてしまった」のです。
こんなことは結果論ではなく、多くのサポーターが感じていましたし、明らかに攻撃的な選手を投入すべき状況でした。これも昨シーズンのブログで指摘しましたが、「全力でやるべきことをやりきった上での敗戦」ならばサポーターは受け入れると思います。
今日でこそ、試合終了後のサポーターは選手を讃え、鼓舞し、拍手で迎えましたが、やるべきことをやらずに敗戦を重ねていくと、何れサポーターの信頼を失っていくことになります。
敢えて大島監督に言わせてもらうなら、「リスクを取るべきときは、恐れを捨てて決断すべき」と今日のゲームを教訓にしてもらいたいです。
ただ、ポジティブな点もありました。個人的に一番はやはり遠野大弥選手の復帰です。開幕戦は良くてベンチ入りかな?と予想していたので、まさか先発メンバーに入るとはサプライズでした。復帰戦でPKをしっかり決めたことも素晴らしかったです。また、大島監督も言われたように、新戦力の井上太聖選手と途中出場したデヴィス選手は期待の持てるパフォーマンスだったと思います。近藤選手も観てみたかったですが次戦に期待しています。また、ディーンデイビッド選手の動きも良かったと思いますし、他の選手もコンディションを上げてくれば熾烈なメンバー争いができると思います。
次戦はアウェーで昨季J1王者の鹿島アントラーズ戦です。昨季最終戦で見せつけられた、鹿島の気迫はすごかったですが、マリノスは今日のようなゲームの入り方をしてしまうと、昨季最終戦の二の舞になってしまうと思います。これから1週間で今日の課題をチームで共有し、練習して次戦はもっと勇気を持って挑んでくれることを期待しています。