【開催データ】
2026年3月22日(日)15 :00
MUFGスタジアム(国立競技場)
50,275人/曇/16.4℃
結果∶0-5○
【初めに】
前節スタメンを大幅に入れ替えて挑んだアウェーの水戸戦では最後まで何もできずに、結果と内容の双方において失望させられました。
そこから中3日で迎える神奈川ダービー。
相手はクラブ史上初の国立ホーム開催で意気込む川崎フロンターレ。
しかし、両チームともこの百年構想リーグではなかなか波に乗り切れず(特にマリノスですが…)、当初からチケットの売れ行きが鈍かったこともあり、盛り上がるのか少し不安がありました。
しかし、蓋を開けてみれば5万人を超える観衆が来場し、私も現地観戦しましたがとても良い雰囲気になりました。
川崎フロンターレさんを始め、Jリーグ、マリノス、その他関係者含め、よくぞここまでスタジアムの雰囲気を作り出してくれました。
そんな中、マリノスは前節メンバーを入れ替えたとは言え、やはり水戸戦のショックは大きく、一体どうやってゲームに勝っていくのか、勝つイメージすら持てないぐらいに中身の見えなかった試合でしたので、戦前からマリノス界隈では悲壮感が漂っていました。
ましてついこの間、このMUFGスタジアム国立でFC東京に完敗を喫していることは記憶に新しく、どうしてもサポーターとしては期待よりも不安が大きい状況で迎えるゲームとなりました。
【遠野大弥選手へ】
試合について語る前に、今日のゲーム中に遠野選手に悲しいアクシデントが発生してしまいました。
アクシデントの後は「チーム、サポーターみんなで大弥のために戦う」という気持ちでいたと思います。
こんなこと言ったら怒られるでしょうが、もし今日の勝利と引き換えに遠野選手のケガが無かったことになるならば、喜んで勝ち点3をプレゼントしたい。
個人的には本当にそんな気持ちになるぐらいショックな出来事でした。
一体彼が何をしたというのか?なんでこんな試練を立て続けに与えられるのか?彼や彼の家族のことを思うと悔しくて仕方ありません。
そんな意味も含めて、マリノスはよくぞ勝ってくれたと思います。
もし今日マリノスが敗れようものなら、遠野選手がいたたまれませんし、チームも崩壊しかねないほど打ちひしがれていたことでしょう。
このブログを書いてる時点で、まだ詳しい診断結果は発表されていませんが、まずは大事に至らないことを強く願っています。
そして遠野選手に伝えたいことは「例え復帰までに険しい道のりになろうと、その可能性がある限りは絶対にあきらめないでほしい」「大弥は決して1人じゃない」ということです。
昨シーズンのケガから公式戦復帰までの期間、どれだけの犠牲を払ってきたかはわかりませんが、想像を絶する努力と葛藤があったことでしょう。
マリノスにとって遠野大弥は必要不可欠です。
いつになっても構わないから、みんなで復帰を待っているので、今は焦らずにゆっくり治療に専念してください。
【考察・感想】
ゲームを終えた感想は一言で「ナイスゲーム!」でした。
今日のマリノスの最も良かった所はとにかく「このゲームを何としても獲るんだ」という気持ちが全面に出ていたことだと思います。
遠野選手が前半最後に見せたカウンタードリブルも、彼の今日にかける想いが凄く伝わってきたシーンの1つでした。
また、守備時にラインコントロールがしっかり統率されていたこと、点差に関わらず控え選手も含め最後まで全員が集中を切らさなかったことに感動しました。
「よくやったぞ!」
まず、試合を終えてゴール裏まで来た選手、スタッフ陣には拍手とチャント、たくさんの声援が送られていました。
前節のブログで書いた「死ぬ気でプレーしてほしい」を選手たちが体現してくれたことも嬉しかったです。
今日は結果的に大差がつきましたので、ある意味で客観的な評価は難しいですが、控え目に言ってもナイスゲームだったと総括すべきでしょう。
いつもこのブログで書いている通り、攻撃の形云々言う前に、まずは戦う姿勢を見せられるか。
サポーターが結果を求めるのは当然のことですが、それ以上にメンタリティの部分や、やるべきことをやりきれない消化不良な内容に対しては結果以上にサポーターがフラストレーションを感じるのです。
ですから今日は戦術云々ではなく、クラブのプライド、戦う姿勢、メンタリティの部分で相手を上回ったことが最高でしたし、選手たちからのマリサポに対するメッセージだと受け取れました。
そしてどうしても1つ触れておきたいことがあります。遠野選手のアクシデントのシーンでの心ないブーイングです。
1点ビハインドの展開で、前半残り時間も少ない状況の中、フロンターレサポーターとしてはとにかく早くプレーを再開したいという気持ちはわかります。
しかし、遠野選手の痛がり方やジェスチャー、他の選手たちのリアクションを見れば、普通のケガではないことが明白でしたし、まして彼が故意に時間を稼いでいるわけではないことも誰の目にも明らかでした。
両チームの選手もスタンドにブーイングをやめるようジェスチャーを見せていました。
私は普段から川崎さんのゲームを観ているわけではありませんが、「強かった時の川崎フロンターレ」を知っているので、今日のゲームにおいて川崎フロンターレさんが上手くいっていないことはわかりましたし、チームに対する不満が募っていることも推察できます。
しかし、彼に対するあのブーイングこそが今の川崎フロンターレのチーム状態を最も体現してしまっているのではないですか。
お互い数年前までは優勝を争っていたクラブですので、現状に不満を感じていることはわかります。
あなた達の力がこんなものではないことも大半のマリサポは理解しています。
しかし、1 選手にリスペクトを払えないような人が、クラブに文句や不満を言う資格はないと思います。
あのブーイングはさっぱり見当違い甚だしいですし、クラブの価値が問われます。
不平不満を言う前に、人としての在り方や振る舞いに責任を持つべきです。
試合前の選手紹介ではフロサポさんも遠野選手に拍手していたじゃないですか。
もちろん全員があの時にブーイングしたわけではないことは理解しています。
どうして相手の立場になって物事を考えられないのか?
これは全クラブのサポーターや観戦者に共通して言えますが、ブーイングは状況を考えて、その上でするならば個人として責任を持つべきだと思います。
私は普段から他サポさんのことをとやかく言うことはありませんが、今日はそれがとても残念でした。
時には勝敗よりも重要な事があるということを学ぶべきです。
大袈裟てはなく、こうやって楽しくサッカー観戦できることは当たり前ではないのです。
フェアプレーを選手に求めるならば、観客も最低限のモラルを持つべきです。
スタジアム全体でフェアプレー、モラルを心掛けた上で、お互いにバチバチやり合えることを望んでいます。。