【玉津岡神社】いつもそばにいるよ③ | あおによしならはそらにみつ~神仏巡拝~

あおによしならはそらにみつ~神仏巡拝~

『神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ』
この格言を日々実践するべく、たくさんの神社仏閣に参拝させていただいております。
そんな私、大和奈良の井志田和叶が、巡拝した神社仏閣の神様、仏様への感謝と崇敬の念を綴っていくブログです。

いつもありがとうございます。

大和奈良の井志田和叶です。
 
 
先月某日、京都府井手町にあります…
 
 
玉津岡神社
(たまつおかじんじゃ)
 
 
に参拝させていただきました。
 
 
近江滋賀に鎮座される、瀬織津姫命様の総本社「佐久奈度神社」で、祓い清めの参拝を終えた私は…
 
大和奈良に立ち戻って、奈良県内の主要な神社を巡るつもりでおりましたが…
 
 

なぜだか、予定していた進路とはちがう道を辿り、こちらの玉津岡神社に参拝させていただくこととなったのでした。

 
 
≪三五八≫
 
 
あまりの「引力」に、観念して参拝させていただくことにしました(笑)
 
本当は道を間違えただけ…?
 
あくまでも、私がそのように感じただけで、本当に引っ張られてはいません。
 
 
朝の大雨がウソのように、晴天がひろがりました。
 
 
玉津岡神社の社標です。
 
 
二之鳥居です。
 
 
阿形の狛犬さまです。
 
 
吽形の狛犬さまです。

 

 

御由緒書きです。

 

 

玉津岡神社は、社伝によれば、欽明天皇元年(540年)に下照比売命(しもてるひめのみこと)様がこの地に降臨され、それをお祀りしたのが起源とされています。


御本殿は貞享4年(1687年)の造営で京都府登録文化財、鎮守の森は文化財環境保全地区に、それぞれ指定されています。

 

 

手水舎の蛙さまです。
 

 

 

 

立派な御神馬さまです。

 
 
清々しい境内の雰囲気です。

 

 

茅の輪をくぐらせていただきました。

 

 

うつくしい舞殿です。
 
 
立派な拝殿です。
 

 

 
御祭神と御由緒書きはこちらのとおりです。
 
 
御本殿です。
 
 
これまでは、夜明け前の早朝に参拝させていただくことが多かったので、なかなか感じることができませんでしたが…
 
下照姫命様が御降臨された聖なる丘は、本当にキラキラしていて、御神気に満ちておいででした。
 
 
日の高い時間帯に訪れることができた私を、境内全体が歓迎してくださっているように感じられ、有難い気持ちで胸がいっぱいになりました。
 
 
もちろん…
 
こちらでも、私のブログ記事をお読みくださる皆様の、弥益々のご開運、ご幸運をお祈り申し上げました。
 
 
伊勢の神々をお祀りする大神宮社です。
 
 
こちらでトカゲ様の歓迎を受けました。

苦手な方ゴメンナサイ…

 

 
八幡大神様をお祀りする八幡神社です。
 
 
橘諸兄(たちばなのもろえ)公をお祀りする橘神社です。
 
 
子孫の楠木正成(くすのきまさしげ)公も合祀されています。
 
 
各境内社にも御挨拶させていただきました。
 
 
向かって左から八百神社、多賀神社、竈神社、大黒神社、恵比須神社、厳島神社、住吉神社、水分神社、山上神社の順でお祀りされています。

 

 

一社ずつ、御挨拶していきます。

 

 

唐突に、気づきました。

 

本日の神社参拝は、こちらの玉津岡神社で終了なんだと…

 

 

神様のどなたか

「そうやで~

 

この丘には、キミの信奉するすべての神々がおるんや。

 

だから…

 

今日は、ここでお仕舞いや。

『お・し・ま・い・DEATH』(by大和田元常務)ではありません…

 

 

これまでみたいに、グルグル巡らんでいい。

 

キミがどこにいても、見守っているで~

 

 

近江(滋賀)も、大和(奈良)も、そしてここの山城(京都)も、関係あらへんのや。

 

いつもそばにいたるから、な~んも心配いらん」

 

 

井志田

「あ、ありがとうございます…」

 

 

 
 
稲荷神社へつづく千本鳥居です。
 
 
ありがとうございました。
 
 
≪三五八≫
 
 
参拝時…
 
玉津岡神社の舞殿や御本殿からは、水(水神様)がその御姿を変えて、水蒸気(湯気)となって立ち昇っておられました。
 
 
 
 
 
佐久奈度神社の横を流れる瀬田川の水(水神様)は、龍神様さながらの奔流(=サクナダリ)でした。
 
 
 
 
そして、このあとにお伺いすることになる「浄瑠璃寺(じょうるりじ)」の池の水(水神様)は、静かにやさしく、国宝の三重塔を映しておられました。
 
 

 

 
そのどれもが…
 
(水神様)なのですよね。

 

 
私たちが住むこの地球も、そして私たち人間の身体も、その約70%が水ですね。
 
 
この日の巡拝では…
 
豪雨も、慈雨も、大河の濁流も、小川のせせらぎも、冷たい氷河も、温かい温泉も、雪も、霙(みぞれ)も、霧や水蒸気でさえも…
 
(水神様)はいつもいつでも、私たちのそばにおられ、私たちと一体であり、私たちの一部なのだと、あらためて感じました。
 
 
これからも…
 
瀬織津姫神様、罔象女神(みつはのめのかみ)様、市杵島姫神(弁財天)様、龍神様などの水神とされる神々に…
 
感謝の祈りを捧げてまいる所存です。
 
 
水神様、いつもありがとうございます。
 
 
≪三五八≫
 
 
玉津岡神社の参道脇には「地蔵禅院(じぞうぜんいん)」があります。
 
 
しだれ桜で有名な地蔵禅院です。
 
 
地蔵菩薩様に御挨拶させていただきました。

 

 
仏様のどなたか
「はい、地蔵禅院へようこそ。
 
『お寺』に立ち寄られましたね?
 
これで、あなたの今日の神社参拝は、もうお仕舞いです。
『お・し・ま・い・DEATH』(by大和田元常務)ではありませんよ~
 
 
おや、時間ができましたか?
 
今日は、もう神社へは行けないのでしょう?
 
お寺に立ち寄ったから…
 
それなら、仏閣を巡るしかないですよね?
 
 
では、この丘の西方、普賢寺の地にある『大御堂観音寺(おおみどうかんのんじ)』へ行くとよいでしょう。
 
先刻、禅定寺にてあなたを呼ばわった『十一面観音菩薩』がおりますよ。
 
 
いまのあなたは、いま少し仏の声に耳を傾ける時期のようですね
 
 
井志田
「あ、はい。
 
ありがとうございます…」
 
 
と、そんなこんなで…
 
神社参拝の本格的な再開を期して、勇んで出かけたこの日の「神社巡拝」は…
 
思わぬカタチで「仏閣巡拝」に切り替わったのでした。
 
 
この景色の視線の先に大御堂観音寺があります。
 
 
このあと、南山城(京都府南端)の名刹を巡らせていただきました。
 
またの機会にお伝えできればと存じます。
 
 
私のブログ記事をお読みくださる皆様の、弥益々のご開運、ご幸運をお祈り申し上げます。
 
 
ありがとうございました。
では、また。
 
 
つぎねふや やましろのことはちはやぶる
うぢにみなせにきふねうかぶかも