いつもありがとうございます。
大和奈良の井志田和叶です。
先月某日、京都府井手町にあります…
玉津岡神社
(たまつおかじんじゃ)
に参拝させていただきました。
近江滋賀に鎮座される、瀬織津姫命様の総本社「佐久奈度神社」で、祓い清めの参拝を終えた私は…
大和奈良に立ち戻って、奈良県内の主要な神社を巡るつもりでおりましたが…
なぜだか、予定していた進路とはちがう道を辿り、こちらの玉津岡神社に参拝させていただくこととなったのでした。
≪三五八≫
あまりの「引力」に、観念して参拝させていただくことにしました(笑)
本当は道を間違えただけ…?
あくまでも、私がそのように感じただけで、本当に引っ張られてはいません。
朝の大雨がウソのように、晴天がひろがりました。
玉津岡神社の社標です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200801/17/ki0369/a1/27/j/o0607108014797531553.jpg?caw=800)
二之鳥居です。
阿形の狛犬さまです。
玉津岡神社は、社伝によれば、欽明天皇元年(540年)に下照比売命(しもてるひめのみこと)様がこの地に降臨され、それをお祀りしたのが起源とされています。
御本殿は貞享4年(1687年)の造営で京都府登録文化財、鎮守の森は文化財環境保全地区に、それぞれ指定されています。
これまでは、夜明け前の早朝に参拝させていただくことが多かったので、なかなか感じることができませんでしたが…
下照姫命様が御降臨された聖なる丘は、本当にキラキラしていて、御神気に満ちておいででした。
日の高い時間帯に訪れることができた私を、境内全体が歓迎してくださっているように感じられ、有難い気持ちで胸がいっぱいになりました。
もちろん…
こちらでも、私のブログ記事をお読みくださる皆様の、弥益々のご開運、ご幸運をお祈り申し上げました。
伊勢の神々をお祀りする大神宮社です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200806/15/ki0369/77/62/j/o1080060714799955588.jpg?caw=800)
こちらでトカゲ様の歓迎を受けました。
八幡大神様をお祀りする八幡神社です。
子孫の楠木正成(くすのきまさしげ)公も合祀されています。
各境内社にも御挨拶させていただきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200806/15/ki0369/a2/7e/j/o1080060714799955598.jpg?caw=800)
向かって左から八百神社、多賀神社、竈神社、大黒神社、恵比須神社、厳島神社、住吉神社、水分神社、山上神社の順でお祀りされています。
一社ずつ、御挨拶していきます。
唐突に、気づきました。
本日の神社参拝は、こちらの玉津岡神社で終了なんだと…
神様のどなたか
「そうやで~
この丘には、キミの信奉するすべての神々がおるんや。
だから…
今日は、ここでお仕舞いや。
『お・し・ま・い・DEATH』(by大和田元常務)ではありません…
これまでみたいに、グルグル巡らんでいい。
キミがどこにいても、見守っているで~
≪三五八≫
参拝時…
玉津岡神社の舞殿や御本殿からは、水(水神様)がその御姿を変えて、水蒸気(湯気)となって立ち昇っておられました。
佐久奈度神社の横を流れる瀬田川の水(水神様)は、龍神様さながらの奔流(=サクナダリ)でした。
そして、このあとにお伺いすることになる「浄瑠璃寺(じょうるりじ)」の池の水(水神様)は、静かにやさしく、国宝の三重塔を映しておられました。
そのどれもが…
水(水神様)なのですよね。
私たちが住むこの地球も、そして私たち人間の身体も、その約70%が水ですね。
この日の巡拝では…
豪雨も、慈雨も、大河の濁流も、小川のせせらぎも、冷たい氷河も、温かい温泉も、雪も、霙(みぞれ)も、霧や水蒸気でさえも…
水(水神様)はいつもいつでも、私たちのそばにおられ、私たちと一体であり、私たちの一部なのだと、あらためて感じました。
これからも…
瀬織津姫神様、罔象女神(みつはのめのかみ)様、市杵島姫神(弁財天)様、龍神様などの水神とされる神々に…
感謝の祈りを捧げてまいる所存です。
水神様、いつもありがとうございます。
≪三五八≫
仏様のどなたか
「はい、地蔵禅院へようこそ。
これで、あなたの今日の神社参拝は、もうお仕舞いです。
『お・し・ま・い・DEATH』(by大和田元常務)ではありませんよ~
おや、時間ができましたか?
今日は、もう神社へは行けないのでしょう?
お寺に立ち寄ったから…
それなら、仏閣を巡るしかないですよね?
では、この丘の西方、普賢寺の地にある『大御堂観音寺(おおみどうかんのんじ)』へ行くとよいでしょう。
先刻、禅定寺にてあなたを呼ばわった『十一面観音菩薩』がおりますよ。
いまのあなたは、いま少し仏の声に耳を傾ける時期のようですね」
井志田
「あ、はい。
ありがとうございます…」
と、そんなこんなで…
神社参拝の本格的な再開を期して、勇んで出かけたこの日の「神社巡拝」は…
思わぬカタチで「仏閣巡拝」に切り替わったのでした。
この景色の視線の先に大御堂観音寺があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200807/11/ki0369/b4/9c/j/o1080060714800333052.jpg?caw=800)
このあと、南山城(京都府南端)の名刹を巡らせていただきました。
またの機会にお伝えできればと存じます。
私のブログ記事をお読みくださる皆様の、弥益々のご開運、ご幸運をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
では、また。
つぎねふや やましろのことはちはやぶる
うぢにみなせにきふねうかぶかも