空手、剣道等武道には

先の先(せんのせん)

追の先(ついのせん)

後の先(ごのせん)


と言う相手の意識、氣を読む

達人技、高等技術があります。

「先」の概念は諸処ありますが、一般的に

解釈されている概念は


先の先
相手の攻撃しようとする氣を察知し、

相手が攻撃しようと「動作を起こす直前」に反撃する。


追の先
相手の攻撃しようとする氣を察知し、

相手が攻撃しようと「動作を起こすと同時」に反撃する。
(カウンター等)


後の先
相手の攻撃しようとする氣を察知し、

相手が自分を攻撃している間の、攻撃から防御への

「体勢の変化ができない瞬間的タイミング」で反撃する。


となり、感覚的には後の先→追の先→先の先

と難易度が高くなってきますが、いずれも相手の

「氣」を察知し、動作を起こす

「気持ちの読み方」

になってきます。


氣の感覚を磨くことでそれらの感性が備わってきますので、

武道に限らず様々なジャンルで応用が利くことは

間違いありません。


優れた武道家やサッカー等の団体競技の

一流アスリートは無意識の内に「先」の感覚が

身についていますので、相手の氣のゆらぎや

氣の動きを察知し、次の自分の行動を

随時決定しています。


今回は「先」の感覚を身につける誰でも

簡単にできる練習法を紹介したいと思います。



1,先の先 入門編 殺気読みゲーム

誰でも簡単に殺気を読むことができるゲームです。





2,追の先 「全体を観る」タオルを使って練習

対象を凝視してしまうと緊張が生まれ、反応が遅くなります。

リラックスして「全体」を観ることで素早い反応を起こすことが出来ます。





3,先の先 攻撃される前に反撃

相手の「攻撃しよう」と言う氣(殺気、気持ち)を察知し、

相手が動き出す直前に自分が攻撃を行うことを言います。

一見こちらが攻撃してるように見えますが「反撃」になります。

相手が集中するとエネルギー(氣)のゆらぎが一瞬止まります。

狙いが出来ないうちは氣がゆらいでますが集中した途端にピタッと止まるんです。

その止まった時に反撃!



↑ここで言う「ゆらぎ」とは生命エネルギーで

あるところの「氣」のゆらぎになりますので

単純に目の動きや体の動きではありません。


呼吸も吸気と呼気の間に一瞬呼吸が

止まりますが、それと同じように集中すると

一瞬エネルギーのゆらぎが止まります。


この動画では相手の氣のゆらぎを「見る」と言う

方法を説明していますが、氣の感覚を得とくすることで

見なくとも体感覚で察知することも出来るようになります。


では、明日もみなさんにとって

「誰よりも先に元氣」

な1日でありますようにo(^o^)o


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