気功のきこちゃん、前回より間が空いてしまい申し訳ありません。


きこちゃんファンの方お待たせしました。


今回は気功で超絶美人に変身する「ナディさん」登場です!


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マンガで気功「気功のきこちゃん」
前回までのあらすじ


ゆるみ気功教室で気功を習い始めたきこは、自身の氣の化身、プラナと出会った。


プラナにどやされながら、きこはここ数日、站椿功(たんとうこう)を行い、氣を充実させるべく頑張っていた。


站椿功は「ただ立っているだけ」の鍛錬法であるが、初心者には意外ときつい。


そしてきこは、ゆたか先生に修行の成果を見せるべく、翌週のゆるみ気功教室に行ったのであった・・・。


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「おはようございまーす!」




きこは勢いよく教室に入っていった。




「ゆたかせんせー、見て見て~、站椿功がんばったよ!
できてるかな?」




「だいぶ氣が充実して、エネルギーの循環が良くなってきたね。丹田が鍛えられて、氣を身体に巡らせるエンジンとしての役割が果たされている証拠だね。」




丹田とは、おへその下のあたりに位置する、肉体のエネルギーを活性化させるチャクラである。


これはエネルギーの源であり、身体中に氣を循環させるエンジンとして働き、站椿功などを行い、

丹田を鍛えることで土台としての氣のパワーも強くなる。


何事をするにも継続は大きな力となるが、毎日少しずつでも丹田を鍛えることで、氣を強くすることができる。


くじけずがんばるといつの間にか心身ともに強くなれるのである。


でも、あまり無理はしないでね。ちょっとずつでも大丈夫だよ(^o^)(ゆたか先生談)。




「まだまだだがな」



プラナは厳しかった・・・。




「むう、きこまだまだがんばるもん!きこ気功やる!」




とさらにきこはやる気になった。


勝手に気功スピリチュアル診断

ゆたか先生ときこの話がはずんでいるうちに、プラナが何かに見とれていた。


きこはプラナの視線の先にふと視線をやった。



そのとき、眩しい光が目に飛び込んできた。



そこには美しいおねいさんが佇んでいた。




「ふおおお。たいそうなべっぴんさんがいる」




きこは目を見張った。





「あら、初めまして。あなたは新しく入ったきこちゃん?」





「は、初めまして…(照)」




きことプラナは照れて、もじもじしていた!


勝手に気功スピリチュアル診断


「ふふふ、よろしくね。私、ナディって言うの。


気功を初めて1年とちょっとくらいなの。


きこちゃんよりもちょっとだけ先輩かな。」





「そうなんだ~。じゃあ、ナディさん、色々教えてね!」





「いいわよ。一緒にお勉強していこうね」




「わーい♪」




きこは気功を通して、年上のおねいさんとお友達になれたことが嬉しかったようだ。




「では、ゆるみ気功をはじめましょう。


今日は天地周循(てんちしゅうじゅん)呼吸法を行いましょう。 」




ゆたか先生が笑顔で皆に声をかけた。



きこはナディさんにさっそく聞いてみた。




「天地周循呼吸法ってどんな呼吸法なの?むずかしい? 」




「そんなことないよ。今から一緒にやってみよっか」


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天地周循(てんちしゅうじゅん)呼吸法
(通称 天地呼吸)


站椿功(たんとうこう)で充実した氣を息を吐きながら丹田に押し込んで行く。


お腹とお尻(肛門部)に内側から圧力がかかってくるので充実感として受け止める。


次に息を吐きながらお腹、お尻を緩めると足の裏に向かって氣が流れて行くので、そのまま足の裏に(氣)を吐いて行く。


一度足の裏の感触をしっかり確認し、さらに全身の細胞を緩める意識で地球と一つになる。


その地球のエネルギーを再度足の裏から吸い上げる。


まず、丹田まで吸い(この時は両手を水を救い上げるような形)、そのエネルギーを丹田から会陰ー仙骨でキープ


さらに仙骨から脊柱に沿って逆式複式呼吸(吸った時にお腹がへこむ)で吸い上げる。
(両手は甲を付けて龍が上って行くイメージで)


肩甲骨内側ー首の後ろー頭の後ろー百会(ひゃくえ)まで吸ったら
もう一度軽く息を止めた後、噴水が天高く上るが如く、天に向かって吐いて行く。


宇宙の果てまで広がるイメージをし、今度はその宇宙のエネルギーを
圧縮するつもりで両手を前に持って行き両手で太陽の形をする
(宇宙のエネルギーが圧縮されて一つの恒星としての太陽が出来るイメージ)


その太陽のエネルギーを額で受け止め、額に付いた口で飲み込む要領で
丹田に流して行く。


太陽がもう一度、宇宙の果てまで広がり、全ての氣と融合するイメージで両手を広げて行く。


そのエネルギーを百会から吸い、額ー鼻ー口ー首を通り、胸いっぱいに吸い込んで行く。
(両手は天から降り注ぐエネルギーを受け止めるように手のひら上向きで、胸の高さまで降ろして行き、胸の前で広げて行く)


軽く息を止め、丹田に胸の氣をストンと降ろす。

その後、両手を降ろしながら息を吐き、氣が全身の細胞に広がる。



全身の充実感を確認する。


勝手に気功スピリチュアル診断


解説が長くなってしまったが、この呼吸法を一日一回実践すると、新陳代謝が上がり、身体が活性化したような感覚が味わえるだろう。


まさに内側から「若返る」ような効果があると言える。



ナディさんはこの呼吸法を気功を習い始めてから毎日欠かさず実践していたのだ!


これにより、きことプラナが見とれるほどのおねいさんになっていったのである。





「ふわー、この呼吸法、身体がぽかぽかするよ。プラナもやってみれば?」




「おれは氣が充実してるからいいのだ!」




きこはプラナは私の氣の化身だったような・・・?


と思いながらまあとりあえずがんばろうと思うのであった。



そして気功教室がおわり、きこは帰宅の途につこうとした。ゆたか先生に挨拶しようとキョロキョロしていたきこは地味な女の人に声をかけられた。




「では私は帰りますね。お疲れ様です。」





きこはあれ、誰だっけ?初めて見たような・・・と首をかしげた。



「ゆたか先生、あの人だあれ?」





「あれはナディさんだよ」





ええ~~っときこは驚いた。



それもそのはず、さっきまでのナディさんとは別人のような地味なオーラになっていたのだ!


勝手に気功スピリチュアル診断


「なでぃさん、メガネ外してゆるみ気功をやるモードになったときは、

オーラが輝くんだけど、メガネをかけて、帰るモードになったら、

本来持っているオーラに蓋をしちゃうんだよなあ。


気功をはじめてから、内外ともにすごくきれいになったのに、隠しちゃうのはもったいないなあ」



そ、そうなんだ・・・



きこは少し驚いたが、今度ナディさんに帰りも気功教室中と同じようにしたまま帰ったらいいのに、と耳打ちしようと思うのであった。



どうやら、ナディさんはもともと内気な性格ゆえ、自分に自信がなかなか持てないようだ。



気功中は活き活きしているが、自分の日常に戻るとき、自信がなくてオーラに蓋をしてしまうようである。



ナディさんが自分の殻を破り、自信をもって輝くことができるのはいつであろうか?




今後の展開にこうご期待!


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気功のきこちゃん、第四話はいかがでしたか?(^o^)



氣について


「こんな事が知りたい」


「こんな練習法が知りたい」


等ありましたら「気功のきこちゃん」を通してお伝えしたいと思っております。



またきこちゃんに励ましのメッセージ、いただけると作者(挿絵、マンガはゆるみ気功教室の生徒さんが描いてくれています)の励みになりますので沢山のメッセージ、お待ちしておりますo(^o^)o



では、明日もみなさんにとって



「超絶美人 で 超絶元氣」



な1日でありますようにo(^o^)o


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THEM 前島豊
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