神主さんに魂抜きして貰って | 鴇色は永遠に!

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きものの師匠清水ときの教え、自分の好きなきもの、そしてきもの好きな友達の事や田舎の古民家の日常をつらつらと綴っています。

我が家の八幡さま、風が吹き抜ける道筋にあるみたいで木製のお社の扉が壊れてしまっていた。畑が広がる開けた場所にそこだけ木森が繁っておりちょっと高くなっている八幡さまは風が参道に沿って吹込み、お社に直接ぶち当たる。だから以前のお社も風で壊れてしまった。今のお社には社の上に社を覆う屋根まで付けていたけれど、ダメだった👎だから今度は石製のお社を据える事にしたんだ。この地に八幡さまをお祀りしたのは八幡太郎義家の鎧をご先祖さまがここに埋めたことに由来するそうだ。なんでも室町時代にその頃武士だったご先祖さまが拝領したそうだって。



鳥居の礎石はあるが小さい社しか無い八幡さまだけど、今日はちょっと離れた場所にある神社の神主さまに来て頂き社の魂抜きをして頂いた。


神主さんの祝詞をあげる声に野生の雉が間の手を入れる。長閑な田舎の情景。静かに社の御祭神は神主さんのお持ちになった箱に移された。工事が終わったらまた、こちらに戻される。


古民家に帰って庭を見れば、桜は静々と散り、仰ぎ見れば欅の芽吹きが眩しい。




裏の林の紅葉も見事な青紅葉!



八幡さまも新しい社になれば石だから風で壊れる事も無いよね?ちょっとだけ安心😮‍💨八幡さま、どうか家族の無事を見守ってね。新築するから待っててね!