今日の授業で黒留袖の自装と他装 | 鴇色は永遠に!

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きものの師匠清水ときの教え、自分の好きなきもの、そしてきもの好きな友達の事や田舎の古民家の日常をつらつらと綴っています。

コロナもまだ流行ってるし、インフルエンザも流行中。寒いから体調崩してお休みの学生も出てきたし、就活とインターンに出る学生も居る1月。今日で終わりだよ。明日からは2月!そして、週末は節分👹と立春🌸


学年末の慌ただしさの中、2年生は本日黒留袖の他装と自装。柄付けの上下で年齢がわかる話等を交えて、学生達に指導した。黒留袖は比翼仕立てになっているから、普通のきものよりも重いんだなぁ。だから、腰紐は超重要❗️そして、比翼衿の合わせ方、背紋の位置、袋帯の太鼓の大きさ等の注意点を確り伝えて練習してもらった。


トキ孫予定通りのお支度。この大格子、仕立てが素晴らしい👏福田屋さんありがとう😊そして、日本橋の問屋に行ったら、帯を誉められたよ。この絞り、今は出来ない技法かもって…🧐

もっと裾窄まりにギュッと下前引けば良いんだけど、動くのにはこれくらいの緩さがあった方がいいんだよね!


Y先生、素敵な花織は読谷山花織。福木の黄色かなぁ?花織の緯糸には綺麗なピンクや赤が入っていてとってもお似合いだ。帯もバッチリ👌なのに、彼女、「大丈夫かしら?派手じゃ無い?」って…派手じゃ無いよ。黄色を着慣れないから落ち着かないだけ、とっても素敵だよ😊


KW先生は結城紬に銀糸の刺繍で観世水の模様が素敵な付下げ。春待ちの色合いにしたくて、帯を淡い色目の花織にしてみたとのこと。帯締めと帯揚げは濃い色目で引き締め綺麗に纏めているよね!


3人3様のきもの姿。以前のY先生なら絶対着ない色合いのきものを着てコーデが広がったと思う。KW先生も、伯母さんやお姑さんからのお譲りの素敵なきものを着る様になってこちらもコーデの幅が出て来た。勿論、トキ孫も紬やお召しばかりではなく柔らかものに挑戦しているよ!


きものが好き❤️布地が好き❤️着せるのも着るのも好き❤️仕立てるのも好き❤️な学生を増やしていけたら良いね👍