3月19日、清水学園きものアカデミア卒業式 | 鴇色は永遠に!

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きものの師匠清水ときの教え、自分の好きなきもの、そしてきもの好きな友達の事や田舎の古民家の日常をつらつらと綴っています。


昨日は清水学園きものアカデミアの卒業式だった。自分で縫い上げた袴を履き、満面の笑みで卒業式に臨む学生を見ていたら、この1年のいろいろを思い出した。



トキ孫は卒業生とは1年しか関わっていない。それまでは杉野服飾大学で教えていたので。服飾大学の学生と清水学園の学生を比べる訳でも無いが、大学の学生は洋服を学んで居るからかお洒落で発言力の有る子が多かったが、清水の学生はおとなしめで控えめ(よく言って)、言い方変えれば消極的で存在感が薄い。卒業が近づいても就活に苦戦😅でもちょっとしたアドバイスで内定貰ったら笑顔で積極性が出て来たりと変わっていった事が嬉しかった。



1年間コロナ禍の中頑張って卒業に辿り着いた学生達に幸多かれ⭐️

しかし、縫い上げて提出する課題が終わらず卒業式には出ず証書だけ取りにくる学生も。また、仕事で抜けられずお休みする子も(残念😭)何だか理由はわかないが、卒業式には出席したくないっていう子も居る…現代社会の問題が噴出?



4月から2年に進級する子達。この学年は皆勤賞を頂いた方が3名。卒業生とはカラーが違う学生達。おとなしめは変わらないが、学ぶ姿勢が確り出来ていて自分が何がしたいって言う目的を持っている。4月からの1年でどれくらい伸びるか楽しみだ!



専門学校 清水学園きものアカデミアの昼間部着装を教える3人。力を合わせて1年間学生の指導にあたって来た同志。来年度も共に頑張って行こう🤗

✳️専門学校 清水学園きものアカデミアは昼間部2年制、夜間部3年制。清水学園 別科として日本刺繍、和裁、着装、染織の4科が有る。