娘には高卒で一回就職することを勧めている。

日本は新卒で就職するのが有利だから。

高校受験前に

「高卒で就職してから『やっぱり違う』って進路変えたくなったら進学すれば良い。」

って話した。

そしたら、高卒と専門卒(もしくは大卒)で2回新卒カードが使えるアップアップアップ

「学びたいこと」と「仕事にしたいこと」なんて異なるのが自然だと思う。

働くことを考えないなら私は日本文学を研究してみたかった。

高校生の時に現代文の先生と太宰治(の文章)について話すのは楽しかったし、毎日2〜3冊は本を読む(立ち読み含む)生活をしてて、勉強らしい勉強なんて全くしてないよーな人間だった。

小学生の頃は本を買いまくれるようなお小遣いは無かったので、最終的に読んでたのは国語辞典、漢和辞典、広辞苑、判例集(刑事事件)。

判例集はほんとに面白かった。

実家に未だあるなら貰いたいけど、きっと母が捨ててるやろなー。

※私の本もかなり捨てられたし

「やりたいこと」と「できること」は違う。

娘には、「大学に入ること」や「大学を卒業すること」や「就職すること」はゴールでは無いと話してる。

全ては過程でしかない。

生まれた瞬間からいつか死ぬことだけは決まっている。

自分が生まれて生きてることに意味なんてない。

でも、生みたいと思って産んで愛したいと思って愛してる娘がいることは、私が自分の生に幸せを感じる一番の要因だと思う。

娘も、次々と大切なものを見出してほしい。