二人ともに同じフィルターがかかってれば幸せになれたのかもしれない。
 

 

 


実際、自分がそんなつもりじゃないのにグイグイ来られると怖い。


※大学生の時に「他人を勘違いさせると恐ろしいことになる」と反省した

 



「さしみ食わせろ」と書いた野口晴輝くんの状況を知ろうとしなければ、この書に込められてるかもしれない思いを想像することはできない。

 


大事なことは写真の勉強は写真以外から学ぶことだ。いい写真の答えも写真以外から考えてみよう。そこでこの「さしみ食わせろ」を見てほしい。

これ、うまいだろうか?ぼくが書いたわけじゃないです。書いたのは10歳の少年だ。もちろん本人を目の前にしたらヘタとはいわないけど、遠慮なく率直に感想をいえばヘタだ。うまくはない。

これを書いたのは野口晴輝くん10歳、享年も10歳である。この作品にはお母さんが書いた説明文がある。

「治療中は、火の通っていない生ものを食べることができません。刺身やお寿司が大好物だった息子は、我慢に我慢を重ねていて、病室で思いついた言葉を習字で書いているときにこの言葉を書きました。そして病室に貼りだして先生に毎日、『食べてもいい?』と聞いていました。今は我慢しなくていい世界でおいしいものをたくさん食べて、楽しい時間を過ごしているのかな。そうであることを願います。母」


知らなければ、「無い」のと同じ。
働きかけても知ろうとしない人はたくさんいる。

私は基本他人に認知を広げてほしいと思ってないタイプ。

視野を広げられる人は、他人に働きかけられなくても勝手に視野を広げていく。