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イラスト:炭酸水

 

 

途中からなので

下記☟

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お読み頂けたら

嬉しいですニコニコ気づき

 

 

はじかれ者中学生3人が『禁忌の石段』の謎を解くミステリー小説

ケ・ハレあらすじ

まずは、あらすじから読んでいただけると嬉しいです

 

①ケ・ハレ 序章(神の放物線)

学校内転落事故のゆくえ

②ケ・ハレ 第一章(禁忌の石段)

その石段、通るべからず

 

③ケ・ハレ 第二章(上の秘密)

石段の上の秘密

 

④ケ・ハレ 第三章(守る者たち)

墓標で隠されていた物

 

 

 

 

 

☟前回文末部分 

 矢( や)()昨日(きのう)と同じように、草を()()け、(おく)(すす)む。(あと)(のこ)っていたおかげで、今日は思ったより楽に、道祖神(どうそじん)まで辿(たど)()けた。道祖神自体には見向(みむ)きもせず、矢儀はそのまま、(さら)(おく)()かう。

「本当に、道があったんだ……」

 (うし)ろから、織田村(おだむら)(つぶや)く。

 道祖神の(おく)(やぶ)()()けると、(わず)かながら、目で見てわかる道があった。

 

  

☟本日更新はここから 

 

 

「そうそう。(ねん)のため、すでについている足跡(あしあと)()まんように」

 ()()いてから、()()獣道(けものみち)()した旧道(きゅうどう)を行く。

「え? なんで?」と、織田村(おだむら)不思議(ふしぎ)がりながらも、ついて来る。

「ってか、すっごく歩きにくいんですけどっ!」

 文句(もんく)を言いたい気持(きも)ちは分かる。

 道は(ほそ)く、前に進むには、毎度(まいど)(やぶ)()()けなければならない。その(うえ)()(なか)(ある)くなと、注文(ちゅうもん)をつてけているのだから。

 矢( や)()自身(じしん)も、ちょっとした段差(だんさ)に足を取られそうになる。

 だが、この足跡(あしあと)証拠(しょうこ)になる可能性(かのうせい)もあるのだ。

昨日(きのう)部長(ぶちょう)(とお)っただけにしては、なんだか、足跡が多くないですか」

 織田村は、意外(いがい)(するど)いところを()いてくる。

 

 

 

〜続く〜

 

 


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