虹
さだまさし
こんなにも
長い間
何故歌って来たのだろう
ちいさなしあわせや
伝説の向こう側に
逃げ込むチャンスは いくらもあったのに
まだ 歌っている🌈
控室の窓辺の
かすみ草の向こうを
君の横顔に よく似た思い出が
とおり過ぎてゆく
開演のベルが鳴るまで
あと 15分
全てを手に入れたり
全てを失くしたり
君までも ひきかえにして
歌い手は虹のように
悲しみの雨の向こうで
咲くものだろうか🌈
I'm a singer
虹になりたい
ひとときのヒーロー 演じてそして
I'm a singer
振り返ったら
幻のように 消え去るもの🌈
誰かのしあわせと
入れ違いに
時々ふとラジオから
先に逝った
友達の
なつかしい唄が
流れることがある
そうだね
永遠に 唄い続ける
しあわせ ふしあわせ
誰に負けても構わない
自分には負けられない
いつか時が過ぎて
思い出に変わったとき
目をそむけないで いたいだろう
僕はまだ 旅の途中
誰かの心の
扉を叩き続けて
何もかも ひきかえにして
可笑しくって
哀しくって
美しき人生
さあ 幕が降りる迄
I'm a singer
虹になりたい
ひとときのヒーロー
演じて
そして
I'm a singer
君の空を
ひとときでも 僕の色で🌈
染められたら それでいい
Yes, I'm a singer
虹になりたい
ひとときのヒーロー
演じて
そして
I'm a singer
振り返ったら
幻のように 消え去るもの🌈
誰かのしあわせと 入れ違いに
詞 さだまさし
曲 さだまさし
さだまさし
in 国技舘