今年も暑い夏でしたね皆さんは夏負けしませんでしたか?

 暑さに加えて残暑も厳しく、10月に入っても暑くて汗を拭う日が多々あったりします。

 台風は少なかったといえ、上陸した台風の勢力は非常に強く、気圧の変動で身体がだるくて仕方ない方が多かったのではないでしょうか。

 皆さん、台風は強い風雨だけだと思っていませんか?

 プラス気圧の変動も伴います。

 ですから台風の前後は不定愁訴を訴える患者さんが多いです。

 「あちこち痛い」「めまい強い」「だるくて動けない」「神経を抜いた筈の歯が痛い」・・・

 気圧の変化で膨張した脳を検査操作で調整します。

 「消えた!!!!」

 患者さんの声です。

 まだ最終調整してません。

 診断の段階で治ってしまいます。

 全員が不思議な顔をして驚いています。

 「気圧の関係で脳が膨張していた」

 このような診断を出来る治療はないでしょうし、脳脊髄の調整なんて到底無理な話でしょう。

 それを15秒以内で調整してしまうのです。

 本当に凄い治療だと自分でも思います。

 患者さんの多くは症状を嫌う方が多いです。

 日頃から「症状はありがたいもの」と言っておりますが何故なのか説明したいと思います。

 テレビやラジオがない時代、古来、人間は事前に危険を察知する為に、天候や気温の変化、空気の湿り具合、風向きや雲行きなどを非常に重視していました。

 (余談ですが、優れた漁師はその日の風向きで漁場が分かると言います)

 台風が発生すると脳が危険を察知し症状を出して行動を制限し外出させまいとします。

 もし、何も感じなく、そのまま外出してしまったらどうでしょう?

 それが海や川、山だったら生きて帰る事が難しいのが現実ではないでしょうか?

 そうさせない為にも、我が身を守るために症状を出しているのですね。

 命を危険に晒さないように、大事に至らない為に症状を出すのです。

 ですから我々は知らぬ間に身体に守られているのです。

 なのに人は「痛い」「辛い」「だるい」といって我が身を呪うような事を言います。
 
 上記のように症状の意味を知ると見方が180度変わりませんか?

 あなたの症状を大事にして下さい。
 
 そして、症状を丁寧に観察して冷静に対処し理解して下さい。

 治った治らないのいたちごっこから是非卒業して下さい。

 真の健康を手に入れて下さい。

 では、お大事に。