こんにちは。ありすです。
 
  夏本番となって来ました。

 皆さま、夏バテしていませんか?

 この暑い季節なのに風邪を引く方が多いです。

 多くはインフルエンザB型ですが、稀に連鎖球菌の例もありました。

 脱水や身体の冷やし過ぎないように気をつけてお過ごし下さい。

 さて、本日は「感謝」です。

 よく患者さんは治ると「ありがとうございました」と医療者側にお礼を言います。

 難病と言われたものが回復したのなら、もう大変です。

 医療者を「神様」呼ばりする人すらいます。

 それは間違いです。

 感謝を向けるのは「自分自身の身体」にであって、我々のような医療者へではありません。

 何故なら「成すべきを成し 治るべくして治った」に過ぎないからであります。

 勿論、それには正確な検査 診断 脳 脊髄を完璧に調整する治療が付きものなのですが。

 生体は常に最高な状態に身体を持っていこうとして動いております。

 身体は常に治りたがっているし、治るように出来ています。

 そこに「ささやき声」程度の刺激が加わる事により、生体は回復に向かっていきます。

 電動自転車という便利な乗り物があります。

 例えば、貴方が電動自転車に乗って坂道を上っているとします。

 かなり急な坂ですが、初めは自力で上っています。

 途中で坂がきつ過ぎて自力では登れなくなりそうになります。

 その時にモーターが発動します。

 そのモーターの力が我々となります。

 ご理解頂けたでしょうか?

 例えモーターの力があったとしても、自ら「漕ぐ力」がないと坂は上れませんよね?

 坂を登り切った時にあなたはどう思いますか?

 モーターは神様だ!って感謝しますか?

 しませんよね。

 「きつかったけど、私もやれば出来るんだ」って自信が湧いてきませんか?

 坂を登ったのは、全部「自分の力」です。

 治療も同じです。

 治すのは全部「自分の力」です。

 世の中には多種多様な治療があります。

 投薬 手術 放射線 鍼灸 マッサージ カイロプラクティック ホメオパシー 漢方薬など・・・

 全ては細胞のフォースを導き出すに過ぎません。

 その強力な力が治していくのです。

 誰に命令 教育 強制されたわけではないのに、貴方の生命を「無償」で守ってくれているのです。

 これほど崇高な事があるでしょうか。

 その働きに感謝を向けて下さい。

 たまに我々に手を合わせようとする患者がいます。

 それは「絶対に」させません。

 ここは拝む所でも縋る所でも願掛けする所でもありません。

 治療する所です。

 律動法代表の治療室にはこうあります。

 「高度な医療とは自らの身体を知る事である」

 律動法は診断自体も治療効果もありますので、自ら身体を知る事が既に治療にもなるわけです。

 もっと自分に注目して症状の意味を知って下さい。

 「人間の身体を作った力と同じ力が病気を治していく」

 生命の躍動を感じて下さい。

 では、失礼致します。