韓国隊情報 | Talk Like Climbing

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山男洲鎌猛雄の山・クライミングとそれにまつわるエトセトラのブログです。

なお、いかなる団体、企業とも関係ない一個人のブログです。

韓国のゴー・ミスン女史が10日ナンガ・パルパット登頂後、翌日下山中の6,200m付近で滑落遭難されました。

フィックスロープの途切れたところでの事故だったそう。


このことはネットで前から知っていたのですが、このところ訃報ばかり書いていたので書くのを控えておりました。

ただ、単なる途切れではなく、何でも同時に入山していたオーストリア隊とフィックスロープなどのことについてトラブルがあったそう。ルート工作に非協力的だったとかなんとか。

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こういう手の話は8,000mの特にノーマルルートでは起こりがちなのでしょうか。にしても、優秀なクライマーが急速な勢いで8,000m峰を登頂ラッシュして、その最中にこうなるのは悲しいことです。合掌。


その韓国、別パーティーは 名峰スパンティーク北西壁に挑み、BCを8日午前BC(4,500m)を出発、13日午前11時50分(韓国時間午後2時50分)、新ルートからの登攀に成功とのことです。


韓国メディアによると、7,000m峰のアルパインスタイルによる登攀成功は初のこと。韓国は日本以上の登山ブームで、8,000峰14座では日本より先を行っている感じがあったのですが、考えてみればそうだったかも。市場として発達している分西洋ぐらいプロとして必要以上に金が動いて、目立つ登山に対して乳母日向で育てられているイメージがあったのですが、こういう結果がでてくるとピオレドールアジアの動きも変わるかもしれません。


そろそろ、日本隊の話も紹介できそう。