登場人物
大島優子内閣官房長官(小嶋派)
小嶋陽菜経済産業大臣(小嶋派)
峯岸みなみ国家戦略担当大臣(小嶋派)
篠田麻里子総務大臣(小嶋派)
前田敦子内閣総理大臣(前田派)
高橋みなみ厚生労働大臣(前田派)
板野友美財務大臣(前田派)
秋元才加内閣府補佐官(梅田派)
宮澤佐江防衛大臣(梅田派)
増田有華法制局局長(梅田派)
梅田彩佳内閣府補佐官(梅田派)
柏木由紀法務大臣(平嶋派)
渡辺麻友国土交通大臣(平嶋派)
高城亜樹外務大臣(平嶋派)
倉持明日香内閣府副大臣(平嶋派)
平嶋夏海内閣府補佐官(平嶋派)
石田晴香経済産業副大臣(石田派)
大家志津香経済産業副大臣(石田派)
島田厚生労働副大臣(島田派)
島崎文部科学副大臣(島田派)
山内農林水産副大臣(島田派)
大島官房長官「風は吹いている内閣を発表します」
小嶋経産相「今回は選抜人事みたいだな」
峯岸戦略担当相「そうだね!次のじゃんけん内閣もあるから無難でいいんじゃない?」
篠田総務相「でも着実に地盤は崩されてるよね」
小嶋経産相「ここ最近はめっきりね」
大島官房長官「それよりも派閥の方が問題じゃない?」
峯岸戦略担当相「島田派が前田派傘下入り。岩佐派は平嶋派に戻ったし、今回は完全に出遅れたね」
篠田総務相「梅田派を越えれたのは良かったけど、これじゃ意味ないよね…」
小嶋経産相「過半数は抑えられたらけど、2/3はまだ分からないよ。平嶋派を取り入れれば…」
大島官房長官「2/3って意味あるの?今まで特に意味無かったじゃん」
小嶋経産相「意味無いよ。ただ抵抗くらいかな」
峯岸戦略担当相「どうなっちゃうんだろ、これから…」
前田首相「ともちん遅いね」
高橋厚労相「ねー。どうしたのかな?」
板野財務相「ごめん、遅れたー」
前田首相「遅いよー」
高橋厚労相「じゃ会議しますか」
板野財務相「前田派拡大パーティーじゃなくて?」
前田首相「それは小嶋派を負かしてからだよ」
高橋厚労相「で今回はその小嶋派を負かせる方法を話し合う」
板野財務相「でも潰れた同然じゃん」
前田首相「2人増えたのに、無視は出来ないよ」
高橋厚労相「策はあるの?」
前田首相「2つ…。でも悩んでる」
板野財務相「教えてよ」
前田首相「1つは引き抜き」
高橋厚労相「普通じゃない?」
板野財務相「いや、今の小嶋派から引き抜くのは難しいよ」
前田首相「そう。しかも新しく入った永尾や中村じゃない引き抜き」
高橋厚労相「あの7人を崩せるの!?」
前田首相「難しい。でも1人でも引き抜ければ…」
板野財務相「もう1つは?」
前田首相「新48法を使った小嶋派への攻撃」
高橋厚労相「攻撃?」
前田首相「新48法で派閥緩和がされた。小嶋派のスローガン【みんなのためのAKB】を不適応にすればいい」
板野財務相「旧5カ年計画案を使うわけだ」
高橋厚労相「小嶋派の作った計画案で小嶋派を潰す…。厳しくない?」
前田首相「厳しい。実際不適応にするのもね」
板野財務相「確かに現実性は乏しいね。やっても返されるのがオチだよ」
高橋厚労相「じゃあ引き抜き?」
板野財務相「うーん…」
前田首相「ここが乗り越えるべき壁だね」
秋元内閣補佐官「やっぱり選抜人事は厳しいねー」
宮澤防衛相「まぁねー」
増田法制局長官「しゃあないよ」
秋元内閣補佐官「今内閣はどうするの?」
梅田内閣補佐官「前田派と協力しての小前戦争だよ」
宮澤防衛相「もうそんな時期なんだ…」
増田法制局長官「でも次は麻里子内閣やから時期尚早やない?」
秋元内閣補佐官「確かに大中戦争に比べてスパン無いよね」
梅田内閣補佐官「今が叩ける時なんだって」
増田法制局長官「あっちゃん曰く?」
宮澤防衛相「焦りは禁物だよ?」
秋元内閣補佐官「まぁ私達はあくまで協力するだけだし。害はないでしょ」
梅田内閣補佐官「派閥の安定力は抜群だからね」
増田法制局長官「安定感は大事やな」
宮澤防衛相「さすが梅田派!」
秋元内閣補佐官「協力しつつも蚊帳の外ってとこなのかな?」
梅田内閣補佐官「いや、協力しつつも台風の目になる勢いで行くよ…」
柏木法務相「いらっしゃい!」
渡辺国交相「ようこそ!」
高城外務相「ありがとー!」
倉持内閣府副相「来ちゃいました!」
平嶋内閣補佐官「一気に増えたね~」
渡辺国交相「ゆきりんのおかげだよ!」
柏木法務相「そんなことないよ~!」
高城外務相「平嶋派はいつも何を会議してるの?」
渡辺国交相「何会議してるんだろ?笑」
倉持内閣府副相「してないの?笑」
柏木法務相「いつも内容は違うし、前田派や小嶋派みたいに派閥拡大のことばっかりじゃないよ(笑)」
平嶋内閣補佐官「今日は派閥のことだよ」
渡辺国交相「そうなの!?何々?」
平嶋内閣補佐官「小前戦争」
倉持内閣府副相「小前戦争!?」
高城外務相「平嶋派来ても派閥抗争に巻き込まれるのか…」
柏木法務相「そんな話今まで無かったじゃん!何でいきなり?」
平嶋内閣補佐官「小前戦争を終わらせれば、派閥抗争は一旦終わる。中道としては有り難いよ」
渡辺国交相「なるほどね。派閥抗争を無くすために終わらせるわけだ…」
高城外務相「前田派や小嶋派とは違った目的なわけだね」
平嶋内閣補佐官「しかもどっちが勝とうと関係ないからね」
柏木法務相「害はないわけだ!」
渡辺国交相「でもそれじゃあ話し合っても意味ないじゃん」
平嶋内閣補佐官「名目上は前田派につく」
高城外務相「そのための話し合い…」
倉持内閣府副相「凄いね、平嶋派」
柏木法務相「それでどうするの!?」
平嶋内閣補佐官「前田派には協力するけど、最低限しないことを決める」
渡辺国交相「最低限しないこと?」
平嶋内閣補佐官「例えば、平嶋派の損失になることはしない。でしょ?」
高城外務相「そんなの当たり前じゃん」
平嶋内閣補佐官「その当たり前を具体的に詰める。官僚文字は派閥で使うもんじゃないからね」
倉持内閣府副相「舐めてたね、平嶋派」
渡辺国交相「えっ!?」
高城外務相「実は派閥抗争もないし、緩そうだから入ったんだ。でも実際は違った」
柏木法務相「幻滅した?」
高城外務相「まさか」
平嶋内閣補佐官「これからフレキスにはバンバン働いてもらうからね!」
渡辺国交相「もちろん渡り廊下もね!」
柏木法務相「よっしゃ行くぞ~!!」
石田経産副相「このままだとマズいよね」
大家経産副相「マズいね」
石田経産副相「財源がないっ!」
大家経産副相「そこ!?派閥の大きさとかじゃなくて?」
石田経産副相「派閥の大きさはこの位でいいよ」
大家経産副相「何で!?」
石田経産副相「AKB党は今61人の議員がいる。その1/12は石田派って考えれば少なくはないよ?」
大家経産副相「前田派は1/3。平嶋派は1/5持ってても!?」
石田経産副相「ゆうなれば今は大派閥時代。本来この人数で派閥が6つしかないのがおかしいんだよ」
大家経産副相「そっか、単純に割ると平均10人…。そう考えると極端に少ない訳じゃないね!」
石田経産副相「でしょ!?だから私達じゃなくて他がイレギュラーなの。派閥傘下なんて訊いたこと無いよ」
大家経産副相「でもそれがAKB党のやり方だよ?やっぱ取り残されてるんじゃ…」
石田経産副相「焦んなくってもじきに分かるよ。私達は派閥を固持するだけ」
大家経産副相「うーん…。そうなのかなぁ…」
島田厚労副相「減ったねー…」
島崎文科副相「だいぶねー…」
山内農水副相「ま、でもポストは安泰でしょ?」
島田厚労副相「ポストは二の次。島田派が安泰だよ」
島崎文科副相「でもこれじゃ最早前田派だよ」
島田厚労副相「いつか前田派が崩れる時が来る。その時こそ勝負だよ」
山内農水副相「じゃあ今は?」
島田厚労副相「我慢の時!」
島崎文科副相「風は吹いている。って言うけど、新しい風吹かせるはずなのが吹き飛ばされたね…」
島田厚労副相「今は我慢。みんな耐えて」
小嶋経産相「前田派よりも気をつけなきゃいけないのは平嶋派だ」
大島官房長官「どうしたの?いきなり」
小嶋経産相「フレキスや渡り廊下で着実に力つけてるし」
大島官房長官「でもノトイエいるじゃん」
小嶋経産相「1つだけじゃ弱いよ」
大島官房長官「それで言えば前田派はゼロだよ?」
小嶋経産相「ソロ2人いればゼロでもカバー出来る」
大島官房長官「やっぱり財源?」
小嶋経産相「後支持率。最近めっきり下がってると思うしさ」
大島官房長官「じゃあまさか…」
小嶋経産相「そう。表では小前戦争をするけど、真の狙いはブス戦争…」
大島官房長官「無理だよ!相手は総裁だし、小前戦争の方に重点置くべきでしょ!?」
小嶋経産相「ブス戦争を制せば、小前戦争を相討ちに出来る」
大島官房長官「相討ちってまさか…」
小嶋経産相「小前戦争はこのままだと負ける」
大島官房長官「…。」
小嶋経産相「少しでもそう思っちゃうと、守りに入った攻撃しか出来ないよ」
大島官房長官「なるほどね…。なんでさっきそれ言わなかったの?」
小嶋経産相「じきに分かるよ…」
大島官房長官「?」
前田首相「相手はたかみなを狙ってくる」
板野財務相「えっ!?」
前田首相「ノースリーブスをフルコンプするつもりだと思う」
板野財務相「何で?」
前田首相「今のまんまだと小嶋派に勝ち目はないからね」
板野財務相「まぁ確かに…」
前田首相「でもたかみなを取られたら私達も実質負け」
板野財務相「確かに…。じゃあたかみなに言わなきゃ!」
前田首相「ダメだよ」
板野財務相「何で!?言っといた方が良いでしょ!?」
前田首相「これは小前戦争じゃなくてたかみなの戦い…。乗り越えてこそ、AKB党の総裁だよ」
板野財務相「…大丈夫だよね?」
前田首相「大丈夫。それに逆に言ったらテンパっちゃうし」
板野財務相「たかみなだもんね、有り得る」
前田首相「さぁ、私達も仕掛けるよ!」
高橋厚労相「♪始めようかぁー!」
終わり
※
「選抜人事」とは
選抜メンバーを中心に行う組閣人事のこと。他に派閥で行う「派閥人事」がある。
※
派閥早見表
・派閥名【スローガン】人数/割合
・前田派【We are AKB】22人/36%
・平嶋派【みんなに笑顔を】13人/21%
・小嶋派【みんなのためのAKB】9人/15%
・梅田派【近い距離感】8人/13%
・石田派【AKB党の輪】5人/8%
・島田派【新しい風】4人/7%
●前田派側
前田派+梅田派+島田派=34人/56%
●小嶋派側
小嶋派+石田派=14人/23%
●中道
平嶋派=13人/21%
Bye3