5年ほど前に器具を使って重量を増やしていくトレーニングを習う前までは自重トレーニングが日課でした。
 
器具を使わない自重トレーニング。

 

 

例えば、スロートレーニング。
 
プッシュアップをスロー(10秒であげて、10秒でさげる)ということをやる。
回数ではなく、一回の質を意識する。
 
意識することで、自分がどう動いているのか、どこの位置で意識が抜けてしまうのか、動かしづらいのかがみえてきます。
 
やったことのない方はぜひ!
自分がいかに適当に動かしていかかがよく分かります。数十回を簡単にやっていた人も全然回数が出来なくなります。※難しい方はウォールプッシュアップをやりましょう。
 
 
プッシュアップをスローでやるだけでも、相当にトレーニングの意識は変わりますが、これに加えてある方法を加えてやると一気に難易度が上がります。
 
何年前か忘れてしまいましたが、スロートレーニングが日本で流行るもっと以前にスロートレーニングを海外から持ち込んで教えている人に出会って方法を聞くことが出来ました。
 
教わったことはいろいろあるのですが、そのひとつがダイナミックテンションという方法。
 
チャールズ・アトラスがやっていた自重のみのトレーニングです。
 
彼はダイナミック・テンションという器具を使わない自重のみのトレーニング方法で鍛えて、ボディビルの世界大会で優勝してしまった人です。
 
世界で最も完全に発達した男、と。
 
The Charles Atlas Story
自重のみて世界を取るって。。
 
で、ダイナミック・テンションとはどういう方法なのかというと、簡単にいうとアイソメトリクスの要領で力をいれた状態てスロートレーニングをやるということ。
 
言葉だけで聞いてしまうと、あまりに簡単な方法にみえますが、ちゃんとやると相当に集中力がいります。10回も出来ないと思います。大量に出来るってことは正しくできないないってことです。
 
意識と集中力がポイントです。
 
このポイントが理解出来ていれば、いろんなトレーニングに応用が出来ます。
 
自重だけではなく、バーベルを持った器具を使ったトレーニングにも応用出来るでしょう。
 
器具を使ったトレーニングはちゃんとした信頼出来る人を見つけて習った方がいいです。ぼくは数年前までそういう人に出会えず、独自にやって身体を壊すのが怖くてずっと自重のみでやっていました。
 

 

学ぶ人は適当に惰性で選ばないことが大事。
 
簡単にアトラスの紹介を。
アトラスのダイナミック・テンションは当時すごい人気で世界中に 3 千 万人も生徒がいたようです。
 
生徒の中には、ケネディ大統領、ボクシングのロッキー・マルシアノ、ジョー・ルイス、俳優のカーク・ダグラス、野球ではヤンキースのジョー・ディ マジオ。変わったところでは、インドの聖人:ガンジーなど。
 
Pushing yourself to power
この人はチャールズアトラスから影響を多分に受けて、身体開発をしたジョン・E・ピーターソン。自重でこの身体はやばい!
 
こういったトレーニングはいま考えるとゴールへの感度を高める非常によい方法だということが分かります。
 
ゴールへの感度、変化への感度、もっというとヒトのココロを読む、ラポールを築くときに最初に反応する場所の感度を高めることができる。
 
一番最初に反応がくる場所です。
 
それはどこかというと、
 
筋肉です、最初に肉体にくる。
 
これは必ずと思ってください。
 
肉体に反応がきても、それを感じとることのできる身体でなければ、その情報は脳へいかない。重要な情報がきていたとしても身体が感じとれなければなかったことになります。
 

ゴールを掴む感覚。未来を覗き込む感覚を鍛えられる懸垂。

 
さまざまな情報空間のフィードバックは、最初に必ず肉体に来る。だから、足がガクガクするとか、手が震えるとか、お腹にくるとかというカタチでストレスを感じたりする。
 
これは分かりやすい身体反応で、ゴールへの感度、チャンスみたいなそれ以前のもっと微細でささやかなものとして我々に向かってきます。
 
それを情報空間の手触りといったりもする。
 
微細でささやかな情報に反応が出来ないと、チャンスがきていても気付けないということにもなるのです。
 
もしかしたら、こっちに来いと叩き続けているかもしれない。
 
実はうるさいくらい叩いているかも。
 
身体の反応に繊細さがなく、センサーが遮断されてしまってると目の前にチャンスがきていても身体の反応が脳へ届かないことなるのです。
 
身体を鍛えることは単純に健康のためとか、自己満足みたいな風に思われていたりしますが、そういう視点だけではなく、情報空間への感度をあげる意味でも身体は鍛えた方がいいと思います。
 
鍛えることによってみえていなかったものがたくさんみえるようになります。
 
 
トレーニングによって情報空間への手触り、ラポール、フェロモン、イケメン、美女のカラクリにも繋がってきます。
 
今回のトレーニング方法に加えて、脱力の感覚と意識に対する鍛錬が加わるとまた面白いくらいに変化が加速していろんなことから自由になっていいきます。
 
その話はまた追々。



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