三日間の連休が終わって今朝も5時半頃に起きてまた今週が始まりました、新年が明けて早くも中旬の12日、歳を取ったせいでしょう毎日があっという間に終わってしまうような気がします。
いつものように玄関先の郵便受けに朝刊を取りに行った時の体感はやっぱり寒い、天気予報を見ても昼頃には雨か雪との天気予報。
この寒さのせいか血圧も高め維持が続いています、数か月前からは(週末以外)アルコール類は呑まず平日は専らノンアルコールのビールっぽい(?)飲料ですごしているのであまり体に悪いことはしていないはずなのにと・・・
来月末には三か月位に一回の血液及び尿採取で検査してもらう予定なのですがちょっぴり心配ではあります。
ところで朝食の時に朝刊(讀賣新聞)を読んでいたらAnalogDisk(レコード)の記事
『10年で10倍 レコードの人気復活』が載っていました。
Linkを張っていますがもし読めない場合を考えて以下に記事をコピペしておきます。
讀賣新聞 2021/1/12朝刊の記事[New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「レコード」。
最新スポットに中古レコード店続々
レコードの人気が復活している。音楽を聴くメディアの主役の座をCDに奪われたのは、30年以上も前のこと。ところがここ10年、生産量が右肩上がりで、大規模店やオシャレなショップも続々とオープンしているのだ。
ここ1年で、駅周辺が劇的に変化した東京・渋谷。昨年7月開業の公園、商業施設、ホテルが一体となった「ミヤシタパーク」では、ファッションやグルメの人気店が軒を連ねる中、中古レコード店「フェイスレコード」の存在が異彩を放つ。大きなジャケットが並ぶ店舗に、思わず足を止める客の姿も見てとれる。同店は施設全体で流すBGMの選曲も託されている。
2019年3月には、阪急メンズ東京(東京・有楽町)に「ギンザレコード」がオープン。同11月に新装した渋谷パルコには、レコード店のみならず、レコードを流すカフェもできた。つまり、レコードが、新たな商業施設の呼び物となってきているのだ。これは数年前から顕在化してきたレコード復活の流れの中でも、新局面と言っていい。
2010年、国内におけるレコードの生産枚数は約10万枚だった。それが15年には60万枚を超え、19年は約120万枚になった。一方のCDは右肩下がりに歯止めがかからない。もっとも、その生産枚数はいまだ約1億3000万枚(19年)もあり、ケタは二つも違う。米国では、昨年上半期のレコードの売り上げが1980年代以降で初めてCDを上回ったと話題になったが、事情はだいぶ異なる。
とはいえ、レコード再評価の流れは米国発のもの。2008年に始まったレコード店支援の祭典「レコードストア・デイ」(4月第3土曜日)が一つの契機になっている。日本は12年に本格的に参加。このイベントに合わせて発売されるレコードは昨年は100作品まで増加し、さらに15年から始まった日本独自の祭典「レコードの日」(11月3日)にも110作品が出た。
こうしたキャンペーンに呼応するように、都心で初心者に優しいレコード店が増えたことは大きい。起爆剤になったのが14年にオープンした「HMVレコードショップ渋谷」で、1万円程度のレコードプレーヤーも取りそろえ、レコード生活を始めやすい環境を整えた。業界最大手の「タワーレコード」も、初のレコード専門店を19年3月に、新宿店10階のワンフロアを使った広いスペースで開いた。青木太一店長は「狭くて暗いレコード店のイメージを変え、若い人も気軽に立ち寄れるよう明るく探しやすい空間にした」と話す。
とあります。
私も、YAMAHA YP-D7をはじめとしてTechnicsやBSR・・・など4台のレコードプレーヤーを持っています。
現役稼働はYP-D7でメディアとしてのレコードは百数十枚程度でほとんどがJAZZ、CDは数百枚これまたほとんどはJAZZ、テレワークの仕事中や読書中などはハンドリングが簡単なのでCDを主に利用していますが気合を入れて聴くときや呑みながら聴くときはレコードの(感覚的ではありますが)音質が良いですねぇ(酔っぱらったときは危険なのでもっぱらCDですがネ)。
昨日は『成人の日』でしたが今の若者たちなどはCDすら持たずネットからのダウンロードしたデジタル音源をスマホ+イヤホンで聴いているようです。
レコードは単なる復古趣味ではありません、スマホでのアイコンタッチとスクロールしての選択再生、CDの再生機器への投げ込むように簡単な装填と違いジャケットからレコードを出すところからCDと違って大きいレコード面に触らずに引っ張り出してターンテーブルに載せて盤面のクリーニング、息を止めてのアーム操作と外周溝に針を慎重に落とすまで結構神経を使いながらの手間もかかります。
手間暇かけてもCD
CDやMP3などのデジタル音源の様に(音質・好みはともかく)雑音等の無いクリアーな音ではありますがうっかり付けた傷やスクラッチノイズなども再生された音楽などと同様に味わいの一つと思います、単なる録音時の周波数特性などはCDなどデジタル音源にはかないませんがその部分も含めて好きなのであります。
今の若者がレコードに興味を持ってくれることによってレコード生産が増えるのは結構なことです、それとCDなどデジタル音源と決定的に違うのはジャケットの写真等装丁もある意味芸術性があり私の様に古いJAZZなどの装丁は時の流行ったタイポグラフィ・デザインや色使いも含めて味わい深いものです。(額等に入れて飾るのもいいものですねぇ)
ただこのレコード復活の記事掲載は購読数トップクラスの全国紙です、また最近はテレビなどのニュース等々で家電としてのレコードプレーヤー発売などの記事も露出が多くなってきたことは(年金暮らしの自分の本音ですが)中古レコードの売価が上がってしまうので痛し痒しです。
ちょっと料簡が狭いですがね・・・