今日も朝から風もなく陽射しもまぶしい気持ちの良い草加です。
コート無しのブレザー姿で通勤できますね、こんな陽気だとそろそろ桜も咲く季節になってきたと感じています、まだはっきりとはしないんですが遠目に見る桜並木もうっすらとピンクがかってきたような・・・
ところで今朝の読売(昨日も記事としては載っていましたが)来年4月からの消費税引き上げ(と、それに伴う食料品等一部カテゴリー消費税減税は)を繰り延べるかのような記事が。
確かに景気の足踏みもしくは右肩下がりのこの状況での増税となると一時の駆け込み需要で瞬間風速は上がるでしょうがその後に(ボディブローのようにじわじわと)景気後退が起きることは前回の5%→8%に税率を替えたときに実証されました。
私自身としては景気浮揚として一部経済評論家の方たちも提案していますが
・消費税8%→5%に減税
・法人税の引上げ
・所得税率の見直し(高額所得者の税率引上げ等)
によって何とか持続的景気高揚のてこ入れが必要ではないかと・・・
まー、「そんなことをすると国家財政の健全化が遠ざかる」と言い出す人もいますが、所得額による階層の空洞化(富める者はより富み、貧困者はより貧困化して中間層はますますいなくなる)が進み健全な所得階層構造が破壊されることによって結局は国庫収入であるところの税収が減る、と思うわけであります。
過激な考えとお思いでしょうが国債をバンバン発行して(国もしくは政府/行政機関の含み資産は600兆円超と言われていますから実質的国の借金としては400~500兆円程度でそんなに多いとは思えません)市中に金をばらまいてインフレ化を進めて景気刺激対策をしましょうよ。
消費税率改定は繰り延べするか施行されるかはわかりませんが食材等の消費税減税を採用すると逆進性が高まり富裕層は減税による得をし貧困層はこの減税についてそれほどの実感も伴わずってことになるわけです。
しかもこの複数税率採用は中小零細規模の流通/小売業の事務処理コスト負担の増大と作業の煩雑さが増すのであります。
EUでも言われていることですがこの複数税率、誰も得をしないくて非常に面倒な税制なのです。
個人的な思い出はありますが弊社の販売管理システムの既存導入顧客数は多くて、この複数税留津対応にかかわる開発作業工数はともかく顧客先のシステムバージョンアップの手間たるや考えたくもありません、なので単一税率であれば税率改定だけで済みますしシステム的にはなにも直さなくて済むのであります(^ε^)♪