ぴんぽ~ん!
と。(またまたどなたかの真似ですね)
西国の方から物が届きました。
先日、落札した、BSR McDNALD HT70 です。
(よーく見ると外装木目はプリントのビニールシートみたいですね皺が寄っています)
外観のホコリをさっと拭くだけでとりあえず
YAMAHAのD.DプレーヤーYP-D7の隣に並べてどんな具合かと・・・(まずはニヤニヤ)
清掃するほど汚れても居ないのでYAMAHAのプリアンプC-4のPhono2とアースに繋いで
右下の飛び出たこのビスを締め込むとシステム全体がだんだん浮き上がってきます、きっちり締め込むとスプリングサスペンションが効いてきて全体がふらふらと・・・
右側にごちゃごちゃとレバーが三つほど付いています。
横スライドレバーは、回転数セレクターで16・33・45・78の4スピードですね
カートリッジヘッドの影になっていますが縦スライドレバーは、Stop・Start/AutoでデフォルトはStopです、ちなみにこの角パイプオールインワンのアームの根本に
角アームパイプに平行して付いているコの字型の部分の携帯の電波強度表示みたいなのはその左にある捩子を回すと針圧が変えられます。
その下側(接写出来ないのでボケてますが)丸い+がきってあるものはメモリに2・4・6と有りますがなんだか解りません(;^_^A
画像右下はレコードサイズを変えるためのレバーですね、12・10・7(だったかな?シングル盤用)の3サイズです、これの位置でアームが降りる場所を決めているのですね。
トーンアーム根本付近からプラッター中心に向かって逆への字(?)に出ているアームはオートチェンジャー用ですね、但しセンタースピンドルにつけるシャフトが無いので一枚のみの演奏しか出来ませんね。邪魔なのでこのアームの根本付近を持ち上げて右に振るとトーンアーム付近に固定されてうまく収まります(じゃまですけどね)
アームを起こしてみると良く分かりますがシンプル(チープと言った方が正しい?)ですね、根本に縦に付いている細い丸棒のようなものはアームリフターで下側のベースの中に横棒があって右側のベースから出て上げ下げの操作レバーに繋がっています(オイルダンプなんてしゃれたものでは無く単なるテコです)
操作してから後で知ったのですが、レバーをストップ位置にすると別のテコ(リンク)でドンと上がります。
先ほどのネジを回すと内蔵スプリングが引っ張られて(なんと、ダイナミックバランス!)針圧が替えられますがそもそもカートリッジ交換などでのゼロバランスはどうするのですかね、何処にもそんなものは見つかりません・・・
そんなこんなで適当(適正ではないですが)な針圧で
とりあえず傷が付いても良さそうなレコード(故アンディ・ウイリアムズさんごめんなさい)を乗せて聴いてみます。
レバーをAutoにして見ます、プラッターは回転しますがアームが動いていきませんね。
画像中央のアームレスト(と言ってもただの凹んだプラスチックの棒ですが)の奥側にある白いレバー状のものがアームを上から押さえている状態なのでテッペンを摘んで右に動かすとカチッと外れました(^-^)/
手動なのですね・・・・
そんなこんなでレバーをAutoにすると(やっと)アームがレコード外周の空溝に降りて(と、言うか、「ドスン!」と落ちて)やっと演奏が始まりましたが・・・・が、Lchの音が出ませんね。
調べてみるとスタイラスが曲がっています、オークション記事では「聴けます、すぐ使えます」とあったのですが駄目ですね、いったんはずして小さいラジオペンチでそーっと修正してみたのですがどうしても直りません。
諦めて手持ちのなんだか分からないYP-D7テスト用についていたカートリッジに交換ですがカートリッジ固定ビス穴も位置が固定です、オーバーハング調整もゼロバランスも何も出来ないですね。
やっぱり音が出ないですね、と言うかLchから凄まじいポップ音が(15inchウーファーが激しく振動して焦りました)・・・
ネットでググッてみたらカートリッジの結線を間違えてました、結線しなおして改めてアンディおじさんの曲を聴いてみます。
なんだか分からないカートリッジですが期待以上の音質(のような・・・)ですね、とりあえずオートリターンが機能するか試してみましたが戻りませんね。
最初にセットしたときにプラッターを外してアイドラーとプラッター内側を清掃しようと思ったのですがプラッターが外れないですね。
どなたか外し方を、ご存知でしたらご教授願います。
どちらにしても面白いレコードプレーヤーです、買ったことを(ぜーんぜん)後悔していませんよ~。