先日、会社で何気に日経の記事を読んでいるとき、水から生まれた奇跡の燃料「酸水素ガス」 の記事が目に留まり読んだおじさんはびっくり!
詳しくはLINK先で見てもらうこととして、かいつまんで言うと水を電気分解すると我々が学校で習った時には水素と酸素が発生すると教わった。
しかし、ある条件化で水を電気分解すると・・・・
なんと「酸水素ガス」なるものが出来ると、
しかも分解に要したエネルギーの倍ほどのエネルギーを持っていると書いてある。
ほんとうか?それなら(夢の)永久機関(的なもの)が実現できる?!
燃料(水?)だけで燃焼するため空気も不要との事、空気が不要ってことは空気中の窒素の影響も無いのでNoxも出ない?大気が汚れない?
しかも従来からある水素と酸素の混合ガス(ブラウンガスと言うらしい)と違い安定して貯蔵できる。
これはすばらしい!
しかしちょっと待てよ、投入エネルギー以上にエネルギーを多く取り出せるって?(と、善人のおじさんは疑う)
まー。憶測ではあるが水の入力量よりもエネルギーを取り出す分に見合った水の出力量は減るのだろう(と、善人のおじさんは心の中でほっとして安心する)
確かに溶接関係では実現をしているようだ、「酸水素ガス」でググって見ると結構ヒットする(と、ここで善人のおじさんは疑うことをやめる)
期待をこめて考えてみる(と、ここでおじさんは完全に疑うことをやめて楽観的空想にふける)
例えば、実質的に無尽蔵の水がある海中を移動可能な潜水艦の機関として使えば燃料補給不要となるし危険な原子力よりも安全で事故っても海洋汚染は起きない。
例えば、海岸部に多くある原子力発電所にしても冷却のためだけに取水しているがこの設備を利用して酸水素ガス発電所を作れば安全に電力が得られる。
例えば、クルマのエンジンとして(すでに実験を行っているが)使えば水を補給するだけで走る訳だから走行コストが非常に安くなるし大気汚染原因の排気ガスも出ない。(出るのはほんとうに水だけで、電気自動車と違い内燃機関の面白さもあるし楽しく運転が出来そう)
「酸水素ガスを燃料に作動した小型エンジンを点検する伊藤雅則・東京海洋大教授(東京都江東区の同大で)」
(日経産業新聞から転載)
などなど、夢がいっぱい(・・・・だといいね)
一番いいのはこの地球(だけ?)に与えられている大量の水がエネルギー源となるということ、日本みたいにエネルギーの無い国は非常に助かる。
あとはコスト問題と安全性のチェックだけだね。