オバマ氏が大統領に | 酔眼(酔った眼でのあれやこれや)

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バラクオバマ氏がどうやら建国以来初の黒人大統領となるようだ。



とは言ってもオバマ氏は黒人の父親と白人の母親とのハーフ、アメリカでは1%でも黒人の血が入っていると黒人とみなすらしい(変な差別をする国だ)


そういえばアンソニーホプキンス主演の映画、「白いカラス」 は白人と黒人の混血の人間が見た目は白く生まれたために人種を偽って生きていく悲しいストーリーだったことを思い出した。



閑話休題


合衆国はアングロサクソン系の人間が主体の国で,、ーと変わらない白人優位社会。

もともとはカトリックとピューリタンの宗教(宗派?)争いでイギリス辺りから逃げた人たちが、ネイティアメリカンの人たちから奪ったり、後々はメキシコとも戦争をしてテキサスやカリフォルニアも分捕ったような人間の末裔たちが建国した国だ。


たった20%の人間がこの国の80%の富を独占し、その後ろめたさからかチャリティを盛んにやっている。

この大統領選でも他の国には考えられないような寄付金(運動資金)を集め、しかもつぎ込む。


建国以来常に世界中のどこかで戦争をしてるような、

頻繁に起きる乱射事件など(の銃に関連する事件)

つい先日もハロウィンでお菓子をもらうために近寄った家から高校生位の人間が発砲して子供が殺される事件が起きた。

一体彼らは何を恐れているのだろうか?

自分を守るためになんの躊躇いも無く人を殺すなんて・・・


あれだけ銃による殺人事件が多発しているのに所持規制もやらない(できない?)変な国だ。


しかし「Change」を掲げ上院議員歴も短い人間が選挙人獲得でもかなり差をつけて勝利。


これはイラクやアフガニスタン問題の閉塞感(70年代にもベトナムで同じようなことがあったと思い出したが)やサブプライムに始まる怪しげな経済構造の崩壊など合衆国(経済的にも大消費国としての成り立ちに対しての不安感か?)が沈んでいくことの始まりか?と、気がついた国民の率直な反応だったのか?


しかし、本当にあの国は国のトップに黒人を受け入れるのだろうか?


今までも、奴隷解放を訴えたリンカーン大統領、マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺、あるいはマルコムXの暗殺(これは所属していた団体、すなわち同じ黒人)など何人(何十人?)も暗殺されている、ほんとかどうかは判らないが南部にはいまだにKKKなどの人種差別団体が地下に潜伏しているとも聞くし、欧州ほどではないにしろネオナチもいるらしい。


結局、黒人や有色人種に対して快く思わない人間が必ずなにかしでかす。


もし、そんなことになれば今度こそ本当に世界中があの国を信頼(信用)しなくなる。


怖いのは、世界最大(多分最強?)の作戦行動可能な軍事力を持つ国家が、

内向き(孤立した)にしかものを考えなくなる(モンロー主義でしたっけ?)ことがどれだけ世界の平和や経済構造に影響を与えるか・・・・


頼みますよ、オバマ(次期)大統領!


日本には、あなたと同じ名前の自治体や温泉地もあり、はてまた良く似た「お笑い芸人(ノッチで~す)」もいるのですから。