バットマンは第一作から観ている、もともとはひょんなことから株主優待の映画観賞券を知り合いからもらって見たのだが、はまってしまった。
なぜかというと他のアメリカンコミックヒーローものと違ウストーリ展開で主役の苦悩が描写されて完全無欠のスーパーヒーローではないところが気に入っている。
今までのヒーローものは最後に正義(アメリカの視点での)が勝ちハッピーエンドとなる他愛もないストーリが多かったのだが、この映画はそうではない。
もっとも最近はハッピーエンドにならない(アメリカの苦悩・・)映画も多いようだ。
今回観た「ダークナイト」は、暗く・重く・陰惨な感じが浮ついたアメリカンヒーローものと違い自分の好みとあっている。
もっとも、’70年代のアメリカ映画(ソルジャーブルーやタクシードライバーetc)も当時ベトナム戦争の厭戦気分やら何やらでアメリカの間違った方向やアメリカの悪を扱っていたような気がするが。
残念なのはヒース・レジャー(ジョーカー)の急死、映画として見ても完全に主役としての位置づけのようだ。
第一作のバットマンではジョーカーをジャック・ニコルソンが演じていたがその時も主役のバットマンをしのぐ迫力であった。
次回作が作られるかどうか(Wikipediaによるとすでに「ダークナイト・リターンズ」や「ストライクス・アゲイン」が出版されているらしい )は知らないがもし作られるなら期待をしたい。
(上記3写真共、他の方のBlogから引用
)