このところ『天災』が多い。
先週も地震がやけにおおいな~と思っていたら、
ミャンマーでのサイクロンによる水害、
中国四川省の大地震。
両国の対応には差がある(様に見える)
閉鎖構造による軍事政権体制を維持をしなければならないミャンマー、
北京オリンピックや上海万博の開催など、一段と開放(情報も含め)をしなければ、歪な一党独裁型自由主義的経済体制(本来であれば計画経済を遂行するのが共産主義の考えだと思うがソ連をはじめ80年近い壮大な実験的計画経済経済は’90年を境に失敗と結論が出たため東側の崩壊があったと思う)を維持できない、しかしその結果格差社会が急激に進行しているが一党独裁体制を維持するためには格差社会(個人・地方格差を含め)そのまま進むしかなくなってきている中国。
大きな違いがある(が?)
中国は、先のチベット民族(自治州)解放運動の近くで起きた地震であるが、ある程度までは情報開示をしないと世界で相手にされなくなる。
結果、温家宝首相を派遣しての迅速な災害対応とその情報発信(情報閉鎖できない)の必要性を感じたのか?
ミャンマーについてはまったく閉鎖的で物資等の受け入れはしても人員の受け入れはかたくなに拒んでいる。
これは国家体制として閉鎖するか、開放するかによって体制維持をもくろむ考え方の違いなのだろうか?
近代における国家(政府)は、民衆の幸せのためにあるものだと思う(これが本当の国益だと思う)が、
国家(政府・体制)によって民衆が犠牲になるのは『先進国家』(何を持って先進かは色々考えるところがあると思うが)ではないということか・・・!?
犠牲になった(まだまだ増えると思われる)『民衆』の冥福を祈る。