三連休は、奥さんの実家の墓参りをかねて、群馬県高崎市倉渕の小栗上野介忠順の取調べを受けた全透院(奥さんの実家母方の菩提寺)、烏川のほとりにある斬首の記念碑(「罪なくして切らる」と石碑に刻まれている)、東善寺(遺体が祭られた墓所)を回って榛名湖、伊香保を回ってきた。
前回のブログにも書いたが今の社会の中で耐震偽装や社会に対して提供する食品や製品を自社の利益だけを目的として小手先でのごまかしやなど社会性を考えない政治家や、経営者などと対比をすると国家百年を考え横須賀造船所(今の横須賀基地の一部)を作り幕府が官軍に負けたときも造船所を破壊せずにそのまま国家のために無傷で官軍に引き渡した。また冤罪にたいして一切の言い訳などをせず刑の服した。
とされる小栗上野介の生き方を考えるとつくづく今の政治家や企業人のさもしさが情けない思いであった。
全透院山門