敬老の日が近いのでお祝い兼ねて栃木にある主人の祖母宅へ顔を出してきました。
主人の母の実家で
96歳の祖母
68歳の息子さん、70歳になるお嫁さん
の3人暮らし。
両親は既に他界してる主人にとっては実家みたいなもの
最近おばあちゃんはデーサービスに行きたがらず、毎日ご夫婦が、特にお嫁さんがお世話してるので大変
1日、2日くらいならおばあちゃん見られるし出かけて来たら?と提案しても慣れないと大変だからいいよ、と断わられます。
いつもお世話になりっぱなしだしせめて、と月に一度くらい栃木まで顔を出しに行きます
お昼になってばーちゃん敬老の日おめでとう〜と言うと真顔で「若いのが(息子夫婦)いなくなったら俺の世話をしに栃木まで帰ってきてくれるんだろ。」と私達夫婦に向かって突然言い出し、おじさんもおばさんも私達も一瞬ぽかんとしてしまいました
私の耳には息子夫婦が先に死んで自分一人になったら困るからお前ら東京から帰って来い、というニュアンスに聞こえたけど、もしかしたら夫婦二人が出かけていない時には、という意味かなと考えてどう返事しようかと思案
時間にしてみんなが黙ってたのは3秒くらい、お嫁さんが「そんなに早く死なないよ」とばーちゃんに向かって言ったので、あららら、やっぱりそっちの意味⁈とビックリ
息子夫婦より長生きするし世話する人がいないと困るから東京で働く孫を呼び戻そうという発想するばーちゃん、恐るべし
主人はゲンナリしておりました
おじさんは、人に頼ろうとするんじゃないよ、その時は施設に入ればいいんだよと諭してました。
主人の両親も私の母もそれぞれ自分の親より早く亡くなったのでばーちゃんが息子夫婦より長く生きる可能性はゼロでは無いけど…。
長生きする人は自分は死なないと思うものなのかもしれないと感心しました
それにしても嫁さんであるおばさんの人としての器の大きいこと。すごいです
いつもお世話しててばーちゃんから感謝されてもいいのにどんな気持ちでそんなに早く死なないよって言ったのか想像してちょっとだけ切なくなりました