子どもの話を聴き、子どもの要求に応えましょう。
子どもとの信頼関係を構築する原点としてお伝えしていることです。
包丁を買って来い。
日頃料理をしたことがない子どもから言われるとびっくりしますね。
何に使うのだろう
何が起こるのだろう
頭の中は?マークだらけですね。
ここで先ず大切なのは、
親(自分)は何を懸念、恐れているのか。
を明確にすることです。例えばこの場合であれば、
人間(自分、他人)を傷つけることに使うのではないか。
物を壊すのに使うのではないか などでしょう。
懸念していることがはっきりした上で懸念していることが起こる
現実的可能性を想像してみましょう。
この冷静さを持っていれば、対応は上手くいくことが多いです。
包丁を買って来い
この場合私の推測では人間を傷つける危険性は低い(ほぼ0)と考えます。
理由は
仮に人間を傷つける目的であったとしたら、親に隠して手に入れると考えます。
わざわざ親に伝える必要はありませんし、家に包丁はあることが多いですから。
この様に子どもから何かを言われて動揺した時、「何が」懸念、
不安を引き起こしているかを思い浮かべてみて下さい。