MARANTZ CDプレ-ヤ- CD-95
1988年 ¥180、000 13.8Kg
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年早々、地震や事故で散々なスタートですが、
被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
さて今年最初のネタは、
昔ジャンクで3万円で買って、
使ってたCDプレーヤー、
トレーが開かなくなったので、
メンテ(ベルト交換)です。
MarantzのCD-95 です。
まずは,開腹です。
ダイキャスト製のサイドウッドじゃないですねパネル
目隠しゴム付き を外します
両方で5Kgくらいありそう。とにかく重いです。
ネジは銅製、トルクスではなく普通の+ネジです。
日本専用仕様だったのだろうか?
次は天板
中央に2本の補強レール、フロントははめ込みで、
両サイドの板で固定、
厚さもかなりありこれも、重いです。
防振シートも貼ってある。
コの字型の天板と訳が違いますね
凄い、防振対策です。
内部も ぎっしりです。
ダイキャストベースのスイングア-ムメカ
アンプ並みの巨大トランス、コンデンサ
ここが、一番の目玉?
選別品のシングルクラウン TDA1541A DAC
フィルムコンデンサーがずらり・・・
壮観です さすが高級機です
紹介はこれくらいにして
ベルトの交換です
天板を外すと、トレーベルトが、左端に見えます。
プーリー三つベルトは二つ、ワイヤ-を介してます。
奥のベルトは、手前のベルトを外せば
交換できますが、手前のベルトは、
ワイヤーを外して交換になります。
ベルト自体は、伸びてませんでしたが、滑ってるようです。
ベルトの内側をてペーパーで粗し、取り付けました。
これだけでも(応急処置)として効果はあります。
トレーの軸(左)
レール(右)
あと、トレーの軸(左)とレール(右)に注油してやります。
CRC潤滑剤など塗る方もいますが、
軸が金属ならまだよいですが、持続性がないですし、
樹脂の軸だと、溶けたり軟化したりして、
プーリーや軸受けがやられてしまいますので注意です。
グリスも固着などするので、私は機械油にしてます。
これで、トレーの開閉は快調になりました。
次に、もう二本ベルトがあります
メカ右後ろの、CDチャッキング用のベルトです、
手前と、見にくいですが下のプ-リ-の奥にもあります。
リミットスイッチを外せば簡単に交換できます。
久しぶりに聴きましたが、繊細、かつ密度感のある音、やはり良いですね。これでしばらく大丈夫です。