さらば友よ 仏 1968 | ジャンク修理日記

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さらば友よ 仏 1968

監督 ジャン・エルマン

主演 アラン・ドロン チャールズ・ブロンソン ブリジット・フォッセー ベルナール・フレッソン
 
 

戦争帰りの、戦争屋と軍医が繰り広げる金庫破りのお話し。

 

 途中金庫開けの部分は、少し間延び感があるが、犯罪ミステリーとしては、いろいろ仕掛けがあって面白い。

 

でもストーリーの展開もさることながら、やっぱり、2大俳優の競演が一番の見どころ、エリート軍医役で美男子のアランドロン、ちょい悪の、渋いマッチョおやじのチャールズ・ブロンソンとの友情というか・・・この絶妙な距離感がいい!

 

 後、軍医の助手役で、「禁じられた遊び」ので最後に、ミシェル・ミシェルと叫ぶあの子役(ブリジット・フォッセー)が出てます。成人して綺麗になってました、面影ありますね。

 

金庫の番号、歴史好きの方は、気づいた人もいたのかな?

 

最後のブロンソンが、ドロンにタバコの火をもらうシーンは映画史に残る名シーンですね。ただそのあとのドロンの奇声とあの表情は?終始冷静だったドロンが最後に爆発? なくても良かったような・・・

 

 世界の違う人間同士、反目しながらも、分かり合える部分があるのか、共通の目的があれば、協力しあえる、閉じ込められた金庫室から、通風孔を見つけ、壁を壊すシーン、金庫の棚板を使って、交代で壊してた、肉体派のブロンソンはお手の物だが、アランドロンも必死に協力してた。

 

遅咲きのスター、チャールズ・ブロンソンがンブレイクしたのがフランス映画というところが面白いです、その後は、お得意のアクションスターとして大活躍。日本でも、男性化粧品のCMで有名になりましたね。

 

日本の俳優でいえば、高倉健て感じ。ブロンソンはこのころの作品「雨の訪問者」「ウエスタン」あたりが特に好きですね。

 

お勧めの1本です