トランプ関税に関して、米中対話が進む兆しも見えて来た

が、まだまだ予断を許さない状況が続く。

中国からの対米輸出が止まっていて、このままで行けば米国

社会での物不足が深刻化する。

 

 人が生活する為の必需品は、価格が上昇しても買わざるを

得ない。トランプは言う『貿易不均衡を是正する為に、関税

は必要だ!』と・・・。あまりにも国民生活が蔑ろにされ過

ぎているように感じる。

 

 輸入から輸出を差し引いて、輸入が多ければ赤字に成る訳

だが・・・赤字=損と言えるのか?。貿易の実態から見れば、

お金と物を交換したことに成るので、そこに損は発生しない。

 

 トランプは、貿易の実態を取り違えているような気がして

ならない。結果、インフレが加速し、インフレ対策としての

利上げとなれば、経済不況が待っている。

 

 しかもトランプが目指すところは『利下げ』だ。関税付加

で増収となった税収分から、国民に減税や給付金で対応する

腹づもりのようだ。

 

 世界中に迷惑を掛け乍ら、税収的には±ゼロになる可能性

が高い。いや、世界経済が壊れる分だけマイナスになってし

まうだろう。

 

 トランプ自身の本音は、赤字国債の利払いを減らす目的で

利下げする事だった筈。その為には、短期的な不景気を作り

出し、政策金利を下げさせる必要があった。

 

 利下げプロセスとしての政策に、誤りが有った思えてなら

ない。トランプ曰く、アメ車が日本で売れないのは、日本の

輸入障壁が大きいからだと、思い込んでいる。

 

 ガタイが大きくガソリン食い、性能もいまいちなら、日本

でアメ車が売れる筈が無い。日本にアメ車を売り込みたいな

ら、燃費の良い右ハンドルの小型車を開発するべきなのだ。

 

 バイデンにも感じたが、トランプにも老害を感じている。

感情の起伏が激しく、人の意見に耳を傾けない。思い込みが

激しいのも、老人特有の症状と言える。私自身が老人なので

良く判る。アメリカ社会が二人続けて老人を大統領に選んだ

ところに、国家の盛衰を感じてしまう。