まもなく2023年が終わります。

そこからは新年の始まりです。


今回は2022年12月から2023年12月31日までに読んだ作品が一体何冊あったのかをご紹介したいと思います。


なぜ2022年12月からかが気になった方もいらっしゃると思いますが、実はこうして本格的に読書をし始めたのがそこなんですよね。

ですので、一年が経過した事になります。


当初はここまで続くとは思っていませんでしたが、当時読んだ「あの1行」に衝撃を受け、あのような衝撃が他にもあるのではと思い続ける事が出来ました。

しかも、読書をするにつれて少しずつ頭が良くなって言っている気がするんですよね。


本を読んで知識が増える→面白いと思う→達成感がある→次も読む→また頭が良くなる。

というスパイラルに入り、その魅力に気付いてしまいました。


さてそろそろ本題に。

今回は先に記した通り、読了本がカテゴリ毎に何冊あったのか、またそのカテゴリ内でトップ3を決めてお伝えしたいと思います。


では早速ですが始めたいきたいと思います。


まずは小説です。

読了本はこちら。

ちなみにブクログもやってるので、そこから引用です。





計32冊読みました。

月2〜3冊平均ですね。

特に思い出深いのが「暗黒館の殺人」ですね。

全4冊あるんですけど、総ページ数が約2500ページもあって1ヶ月くらいかかりました。

いや、もしかしたらもう少しかかったかもしれないです。


あとはやはり「十角館の殺人」ですね。

まさにここから始まりました。

Netflix限定配信で映画化が決まりましたね。

館の原点にして至高といっても良いのではないでしょうか。


正直読んだ作品は全て面白かったです。

特に話題作なんかは、ミステリ専門ブックチューバーのあべしぃさんの企画動画やご紹介動画を拝見して読んだ作品がほとんどですね。



次にライトノベルです。





計22冊となりました。

話題作だったり、新人賞受賞作品です。

先に申し上げた12月というのは、MF文庫Jの新人賞受賞作が発売される月なんですよね。

ですので、そこをなぞりながら前々から読んでいる「緋弾のアリア」を読むといった感じでした。


去年の新人賞受賞作品であるところの、「悪いコのススメ」は未だ3巻の情報がないのと、最優秀賞受賞作の「のくたーん」も続刊情報が無いのでどうなんでしょうねと気になるところです。



次は漫画です。









計73冊ありました。

一番多いですね。まぁすぐに読めてしまいますし。


ここも話題作だったり昔から読んでいる作品を中心に読んでますね。

あとは過激表現を含んだ作品もちらほらあったり、ミステリ小説を読むようになってからは漫画もミステリや推理ものも読むようになりましたね。


多分ここから何作品かメディア化しそうな予感がするものもありますね。



さてさて、全てを合計すると読了本は127冊となりました。

カテゴリをこだわらなければ月10冊ペースでした。

こう数字で見ると、読書開始の初めの年としては読んだ方なのではないかなと思います。

来年は何冊読めるか楽しみです。



では3カテゴリにおける、トップ3を発表しようかなと思います。


まずは順番通り「小説」からいこうと思います。

ここは大分悩みました。

名作や話題作が多いですし、メディア化した作品や個性が強かったりとまさに多種多様でしたので。

それでもどうにか決めました。


では発表します。

小説部門トップ3はこちらです。



1位 十角館の殺人

2位 逆転美人

3位 方舟


1位と2位はこれが相応しいという事ですぐに決まったんですけど、3位がなかなか難しかったです。


候補としては「迷路館の殺人」、「medium」、「殺戮にいたる病」がありました。

ただ、衝撃だったり読後感も鑑みると「方舟」かなと落ち着きましたね。


どれもネタバレ無しで軽く感想を述べると、

十角館の殺人はもう言わずもがなの衝撃にでしたし、最後の100ページに関しては息つく事も、瞬きしたかすらも覚えてないくらい夢中になって読んだ事を覚えてます。


逆転美人は、まさに「紙の本じゃなきゃ出来ない」衝撃でした。

これはね、とにかく凄くて今までにこんなトリックを見たこともやった方もいないと自信をもって言える一作でした。

読了後はしばらくの間は鳥肌が止まりませんでした。


方舟は話題作というのもありますが、その予想を越えてくる読後感でした。

それに、ぞわぞわしたり、色々と考えさせられる作品でもありました。

ジャンルとしてはミステリなんですけど、それ以上に人間的な怖さだったり、人間臭さというのもあってミステリという一括りに出来ないのではないかなと思いましたね。


なんとなくなんですけど、方舟は映画化しそうな予感がするんですよね。

多分出来ると思います。舞台さえ揃えば。



はい、ではお次はライトノベルです。

ここは割とすんなり決まりました。

もちろん妥協等はしていませんので。



1位 悪いコのススメ 2

2位 死亡遊戯で飯を食う。2

3位 不死探偵 冷堂紅葉


緋弾のアリアシリーズはもちろん面白くて好きですが、今回はベテラン作品よりも新人作品を中心に選ばせて頂きました。


悪いコのススメは、2巻以降の続刊情報が無いのが残念なところです。

これはですね、巨大組織の慣習が間違っているのにも関わらず声を上げない人々に代わって、その腐習を消していこうとする少年少女の物語です。

現代日本の縮図かと思いましたね。

こういう泣き寝入りするしかない事に踏み込み、変えようとする作品ってわくわくするんですよね。

ほぼ一気読みでした。

第3巻をずっと待ってます。


死亡遊戯で飯を食う。2は発売当初は五分五分で賛否両論があったみたいです。

でも読んでみて分かったんですけど、刺さる人には刺さるという作品です。

現代のZ世代にはウケる作品なのではないかなと思いましたね。

それに、どうして2巻なのかについては1巻に比べて熱いバトルや、主人公の人間臭さが顕著に出ていてその後の巻に影響を与えているからです。

ここからさらに尖っていきましたね。

私は好きですので、まさに刺さった作品でした。


不死探偵 冷堂紅葉は、ラノベでここまでのミステリをやるのかと感心した作品です。

それに、所々にミステリ好きの人には分かる小ネタや仕掛けがあったりして楽しいんですよね。

あとは、日常パートとミステリや解決パートのバランスが良いです。

ラノベ特有のキャラクターを大事にしつつ、読者が「これは!」と注目しそうな展開をしっかりと配慮した上で作り込まれています。

解決パートでも本格ミステリ小説ほど難しくなく、表現の説明などにおいても柔らかい言葉で説明しているので、プラットホームはラノベだと理解されたうえで書かれていると理解できましたね。



最後に漫画です。

ここは数も多いですし、面白かった作品も多かったのでまた悩みました。

ではトップ3はこちらです。



1位 夏とレモンとオーバーレイ

2位 スーパーの裏でヤニ吸うふたり

3位 こういうのがいい。


夏とレモンとオーバーレイは知っている方は多分少ないとおもうんですけど、これは名作だと確信しました。

何せストーリー構成や、物語の背景にあるテーマ、キャラクターの心情がしっかりとしていて全てが表紙に凝縮されているのです。

これはとある小説の受賞作からの漫画化なんですけど、原作からして凄まじい出来なのだろうと思います。

もはや漫画では収まらないと思います。

芸術作品です。


スーパーの裏でヤニ吸うふたりは「和み」の一言ですね。

いつもの日常にある楽しみな事や、励みになる事を描き、登場キャラクターもまたこの世界観に合った人物像となっています。

ゆるいといえば、ゆるい。それでも町のどこかでこんな風景や当事者はいるんだろうなと感じてしまう、不思議な魅力を持った作品でしたね。


こういうのがいい についてはまさに「こういうのがいい」と言ってしまう作品です。

これもスーパー裏でヤニ吸うふたりにも似た魅力があります。

画力も巻数が増す度に凄みが出てきて、所々にある躍動感や表情の描き分けが上手いんですよね。

キャラクターも魅力的ですし、「こういうのがいい」ってやつなんですよね。

あとつい最近ドラマ化しましたよね。

それは流石に驚きましたが。



ここまでで小説、ライトノベル、漫画とトップ3を発表してきました。


最終ランキングはこちらです。


小説

1位 十角館の殺人

2位 逆転美人

3位 方舟


ライトノベル

1位 悪いコのススメ 2

2位 死亡遊戯で飯を食う。2

3位 不死探偵 冷堂紅葉


漫画

1位 夏とレモンとオーバーレイ

2位 スーパーの裏でヤニ吸うふたり

3位 こういうのがいい。


まだ読了本は少ない方ではありますが、今回のトップ3は私が自信をもってお勧め出来る作品です。

どれも面白いです。


あと、これは勝手な予想ですが、


スーパーの裏でヤニ吸うふたり

防御力ゼロの嫁

死亡遊戯で飯を食う。

方舟


この4作品は何かしらでメディア化すると思ってます。

現実的にも出来ると思います。

ですので、来年はそれが当たるかどうか気になりますね。



年末という事で長々と書いてきましたが、ここで終わろうと思います。

今回ご紹介した作品は私としてはとても面白い作品となっていますので、気になる方は是非。


今年はここまでお読み頂きありがとうございました。

ではまた来年に。

良いお年を。