㈱DeNAが、6月14日(金)&6月21日(金)に、新型コロナウイルス感染症ワクチンの任意接種を横浜スタジアムにて開催するそうです。

そしてその際にアンケートに答えますと、以下の特典が付いてきます。

令和5年秋接種があまり捗りませんでしたから、これは公衆衛生の観点から見ましても朗報です。

しかしながら、これを阻止しようとする国会議員も存在します。


そして、14日(金)の実施の際、現地に反ワクチン厨が数名、押し寄せたそうです。





先日の6月5日、人口動態調査の概要が発表されました。

そこには、ワクチン接種による死亡者数が掲載されておりましてので、ここに上げておきますね。

【図1 新型コロナウイルス感染症関連死亡者数及び新型コロナウイルス感染症ワクチン接種による死亡者数(2021~2023年)】


ここで分かります事は、Covid-19に感染して亡くなられた方が、ワクチン接種によって亡くなられた方の約1,220倍いるという事なんですよね。

それだけ、ワクチン接種のリスクよりも感染によるリスクが遥かに大きいのです。

では、何故、この様にワクチンのリスクを過大に評価し、効果を過小評価されるのでしょうか?

元々、反ワクチン厨は昔から存在しておりました。

大きく取り沙汰されましたのは、1998年の
MMRワクチン(三種混合ワクチン)が自閉症のリスクを高める
というヤツですね。
※このMMR(マガジン・ミステリー・リサーチ)の事ではございません。

この説に関しましては後の研究で、
両者に関連性が無い
という事が分かりまして、この説を唱えましたAndrew Wakefield氏は、利益相反の秘匿とデータ捏造が有った事が発覚しまして、論文が撤回されただけではなく、英国の医師免許を剥奪されているというおオチがつきました。
(日本もガセネタで危機を煽る医師の免許を剥奪して欲しい)

しかし、接種拒否のムーブメントが世界中に拡大しまして、麻疹の患者は増加するという結果をもたらした訳ですね。

これはCovid-19ワクチンでも同じですが、
人は高い確率を低く見積もり、低い確率を高く見積もる傾向にございます。


その上で、「ワクチンの副反応で重大な病気に」といった話は、衝撃と共に脳裏に刻まれるのです。

そして、一度知りますとあちらこちらで耳にしてしまいます、バーダー・マインホフ現象が起き易くなる訳ですね。

すると、自分の主張と合致する情報しか視界に受け付けなくなりまして、確信を深めます確証バイアスも影響してきます。

ワクチン接種は自由なのですが、中には、
「マイクロチップが埋められ、5Gに接続」
といった極端なアタオカが紛れ込んだりします。

「電磁波」ですとか「メッセンジャーRNA」ですとかの耳に馴染みの無い言葉に、ついつい惑わされるかも知れません。

それでも、ニセ科学対策としまして、モノの成り立ちや仕組みを理解をする必要がございます。

それにしましても、ここまで原口一博議員を野放しにして何の処分もしない立憲民主党は、国民の生命を軽視している政党であると言っても過言ではないと、私は思います。



そして、横浜スタジアムに押し掛けた反ワクチン厨は、“シェディング”という設定はどうした?