この様なニュースが流れて来ました。
日曜の朝に放送されております、TBSのサンデーモーニングからの抜粋記事の様です。
3ページに渡りますので、少々長いのですが、ザックリと以下の様な内容です。
- 海外旅行では、あちらの物価が高くて参った
- 外国人労働者は母国への送金が目減りした
- 円安が進むという事は国力の低下やで
そもそも、国力の低下とは、何を指すのでしょうか?
例えば、こちらをご覧下さい。
【図1 政権別日経平均(月次・始値)の推移(2007年1月~2024年4月)】
民主党政権下では8,000円を割った日経平均が40,000円を超えようとしております。
約5倍ですね。
更には、こちらです。
【図2 】日経平均(月次・始値)及び実質実効為替レート(2007年1月~2023年12月)
「株価が上がる」という事は、そのまま雇用に直結して来る訳ですね。
【図3 日経平均(月次・終値)及び半年後の就業者数(季節調整値)(1997年1月~2023年6月)】
相関係数が0.9192ですので、日経平均の動きが半年後の就業者数に影響を与えている事が分かりますね。
つまり、円安を否定する者は、雇用が充実する事を否定する事と同義なのです。
それでも、この番組にも一定数の支持者がいる事も、事実かと思います。
どちらを支持するかは、あなた次第です。