【100日目(10月25日)朝食】(水曜日)


米飯…250g

味噌汁(大根&お揚げ 赤味噌)

やわらか肉団子

白菜のゆず和え

のり佃煮

牛乳(200ml)


蛋白質…18.5g

食塩相…3.0g





【100日目(10月25日)昼食】(水曜日)


豚丼

南瓜の煮物

キャベツの塩昆布和え

のり佃煮

CP10





【100日目(10月25日)夕食】(水曜日)


米飯…250g

煮込みハンバーグ

チンゲン菜とツナのソテー

トマトのサラダ

フルーツ(洋梨缶)

のり佃煮

CP10




チョコチョコっとネットを触っておりましたら、こちらの画像が目に飛び込んでまいりました。


ハッキリ申しまして、人として最低です。

その理由を説明する前に、まずは『子宮頚癌』とは、どの様な病気なのでしょうか。

一口で申しますと「子宮の出口に発生する癌」です。


20~40代で発症する事が多く、『マザーキラー』と呼ばれております。

原因は性行為によりましてHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染する事です。

HPVは尖圭コンジローマやイボの原因にもなっておりますウイルスでして、100種類以上の型が有り、その型によりまして出来る場所や発癌リスクに違いが出てまいります。

特に発癌リスクが高いのが16と18の型ですから、2価ワクチンから接種が始まりました。

その後、4価ワクチン(4種類)が出まして、現在は9価ワクチン(9種類)を接種しております。

年々バージョンアップしている事が分かりますね。

2021年終わりくらいの英国の世界的な医療雑誌『ランセット』に、
「HPVのワクチンでイングランドの子宮頚癌はほぼ根絶される」
という様な記事が掲載されました。

イングランドでは2008年9月から『サーバリックス』というグラクソ社の2価ワクチンを12~13歳になった女の子に定期接種が行われる様になったのです。

そして2008~2010年の間、僅差でその年に接種出来なかった14~18際の女の子を対象に、キャッチアップのプログラムが開始されました。


これで子宮頚癌や癌になる前の病変(様々なグレードか有る)の中の、【グレード3】に相当するものが、どの様に変化するのかを解析しました。

12~13歳で接種した子が25歳の癌の発生率が87%減少、同様に【グレード3】の病変が97%減少したのです。

1995年以降に生まれました女性の子宮頚癌は、ほぼ根絶出来ているのです。

さて、英国のロンドン(日本のロンドンは少し怪しい店?)に『ウェルカム・ミュージアム』というのがございまして、そこになんと!
「日本がワクチンを承認してから積極的に勧奨接種をしなくなるまでの経緯」
が展示されております。

何故、勧奨接種をしなくなったのかと申しますと、マスコミの影響ですね。

日本のマスコミは、兎に角不安を煽る事が大好きです。

不安を煽ってテレビでしたら視聴率を、新聞や雑誌でしたら販売部数を伸ばしたいですし、実際その方が伸びる様ですので、日本のメディアはこぞってHPVワクチンの信頼性を損ねる報道を、競うかの様に行っておりました。

更に医療系の面倒臭いオッサンが猛反対をしていた事の影響も少なからず有るでしょう。

WHOは、
「日本では『慢性的疼痛ガー』と言うけどな、他国では同様の兆候は見えとりゃせんがね」
「HPVワクチンが原因と言うには根拠が乏しくね?」
と仰られましたが、結局厚生労働省は「積極的に打って!」というのをやめてしましました。

その一方で、男性にも接種が適用されます、

と申しますのも、男性が接種した場合、『咽頭癌』『肛門癌』『陰茎癌』の原因を除けるからです。

接種代金は、4価ワクチンが1万5千円、9価ワクチンが3万円強になりますが、ハガキ等の通知が来た人は無料になるという、お得情報も付け加えておきます。

日本は三回接種となりますので、もし通知が来ましてもスルーしましたら、約10万円かかると思って戴いても良いでしょう。

そして重要な事ですが、ワクチンを接種しましたら、そこで安心する事無く、健診も受けて下さい。

定期的に健診を受ける事で、死亡率を8割減らす事が出来るのです。

欧米では80%以上が健診を受けておりますが、日本では35%程度にとどまっているのが現状です。

変な情報に惑わされずに、しっかりと接種して健診を受ける事が自分の命を守る事になるのです。