【74日目(9月29日) 朝食】(金曜日 中秋の名月)
米飯…250g
味噌汁( 赤味噌)
ミートオムレツ
小松菜の和え物
梅びしお
のり佃煮
牛乳(200ml)
蛋白質…18.7g
食塩相…3.2g
昨日の続きみたいな形になりますが、『オートファジー』という言葉を、よく耳目にされる方もいらっしゃるかと思います。
そもそも『オートファジー理論』と言うのは、2016年に東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学医学賞を受賞した理論です。
その内容はと申しますと、酵母を利用した研究で、その酵母の細胞の中で発見されましたメカニズムでして、
「細胞が内部の物質を分解して再利用する現象」
を発見、実証したものです。
もう少し具体的に申し上げますと、
「細胞内に存在する蛋白質から余計なものを取り除いて、新しい蛋白質を作るというメカニズム」
です。
人間の体内では、大人の場合一日に付き約200gくらいの蛋白質が新たに作り出されている訳ですが、食事で摂取している蛋白質は精々60~70gと言われております。
この差を解明したのが、『オートファジー理論』という事ですね。
この『オートファジー』が活性化する事で、老化を防ぐ・老化のスピードを遅らせる事が出来るのではと期待されております。
ここでポイントですが、現在分かっている事としまして、
①細胞のメカニズムが分かった
②老化防止が期待出来る
という事だけです。
東京工業大学のホームページには、『オートファジー』につきまして、
「期待が高まる一方で、基本メカニズムは依然謎だらけ」
と記されております。
https://www.titech.ac.jp/news/2016/036467
その『オートファジー』を活性化させる方法ですが、『オートファジー』の研究の第一人者の一人であります、大阪大学の吉森保栄誉教授によりますと、蛋白質の合成を助けると言われております『ポリアミン』の一種である『スペルミジン』を摂る事と仰られております。
『スペルミジン』が多い食品としまして、「発酵食品」が挙げられ、特に大豆系の発酵食品が良いそうです。
パッと頭に浮かぶものだけでも、「納豆」「味噌」「醤油」といった、私達日本人にはお馴染みのものがございます。
また、椎茸等のキノコ類も、よろしいそうです。
逆に、『オートファジー』を抑制してしまう食品としまして、『高脂肪食』が挙げられます。
とはいえ、「脂肪が悪」「油が悪」という訳ではなく、「脂肪の摂り過ぎがダメ」という事ですね。
また、有酸素運動も良いそうです。
この「『オートファジー』を活性化させる」として、「16時間断食」で言われております「空腹」や「飢餓」の状態が推奨されている方々もいらっしゃいますが、確かに『オートファジー理論』には、『飢餓有因性』というのがございます。
ところが、人間に於ける健康効果は全く実証されておらず、全く以て不明なんですね。
そもそも「空腹・飢餓」の状態の時に『オートファジー』によって自分の細胞を壊してリサイクルするという事が増えて行く事によりまして、栄養不足の為に筋肉が衰えて行く現象が起き、これは身体にとりましてマイナス要素となります。
栄養不足の状態での蛋白質の合成は、非常に行われにくい環境となる訳ですね。
だいたい、一日断食をしますと肝臓の容量が約7割に縮小します。
これでは、新たな酵素を生み出す力が弱くなり、代謝が弱くなって行きます。
そうなりますと、必然的に老化が促進されてしまう訳ですね。
下手に(効果のほどは謎だらけの)新しいものに飛び付くよりは、これまでの長寿の“先輩達”が手本を示してくれてます、一日三食が今のところ良いのではないかという事が、歴史が証明していると私は考えます。
【74日目(9月29日) 昼食】(金曜日 中秋の名月)
米飯…250g
豚肉の生姜焼き
キャベツと厚揚げの味噌炒め
カリフラワーとトマトのサラダ
のり佃煮
CP10
蛋白質…23.7g
食塩相…1.9g
最近、つくづく感じるのですが、下半身がメチャクチャ固いのです。
腰、股関節、お尻、裏もも、膝裏、脹ら脛と少し曲げ伸ばしするだけで痛い。
歩き始めは思うように動かず、ある程度歩きますと少しずつ筋肉が慣れて行く感じですね。
とはいえ、坂を杖を使わずに少し上っただけで、お尻は痛くなるは、息は切れるは。
入院は最長で11月4日迄しか出来ませんので、それまでに何とか日常生活が送れる様にならなければなりません。
今のままですと、床に落としたものを拾うにも一苦労です。
【74日目(9月29日) 夕食】(金曜日 中秋の名月)
米飯…250g
たらの味噌だれ
里芋とひじきの煮物
白菜の昆布茶和え
のり佃煮
フルーツ(マンゴー缶)
CP10
蛋白質…21.8g
食塩相…2.4g
本日は「中秋の名月」ですね。
『中秋の名月』とは、旧暦の8月15日に見える月を言います。
中秋の名月を愛でる習慣(月見、観月)は、平安時代(9世紀)にChinaから伝わったとされており、平安貴族の間では名月を愛でながら和歌を詠む『観月の宴』が開かれていたそうです。
月見れば
ちぢにものこそ
かなしけれ
わが身ひとつの
秋にはあらねど
詠み人は大江千里(おおえのちさと)の和歌ですが、『百人一首』でご存知の方もいらっしゃるかと思います。
意味としましては、
「月を見ていると様々に心が乱れ、もの悲しくなって来る。 秋は私一人の為にやって来た訳ではないけれど」
といった感じでしょうか。
ちなみに私が育ちました北海道では、百人一首は「下の句→下の句」で読み上げて行きますので、上の句は全く馴染みがございません。
しかも取り札が桐で、そこに筆文字で且つ当て字で書かれているものですから、子供には難しかったと思います。
さて、ここで問題です。
これまで私は散々「中秋の名月」と記しておりましたが、本当に正しいのは、どちらでしょうか?
①中秋の名月
②仲秋の名月
答えは、①です。
「中秋」とは“秋の真ん中”ですので、旧暦の8月15日を指します。
一方で、「仲秋」とは、“7月・8月・9月(旧暦の8月)”と“秋”を指します。
これ、テストに出ますよ♪(出ません)
「中秋の名月」を英語に訳しますと、「Harvest Moon(収穫の月)」です。
米国の先住民が月明かりを頼りに収穫をしていたという事からとも、言われております。
日本も同様で、特に里芋の収穫期と重なりますね。
先日も山形の方で『芋煮会』が無事に開催された様ですし。
ですから、お月見の際にお団子の代わりに、里芋をお供えにする地方も有ると聞きます。
という事で、『里芋の唐揚げ』を再掲致します。



